めも

主観です。幻覚です。考察ではありません。

新スタミュミュ 感想

はじめに。

備忘を兼ねて、私が思ったこと・考えたことをすべて書いています。できる範囲で表現には気を遣いましたが、ふつうのオタクのただの感想でしかないです。誰かやなにかを攻撃したり非難したりする意図はありません。あと、スタミュミュの感想と言いつつteam柊と柊先輩の話しかしていません。

ぶっちゃけ、気持ちの7割くらいは先代の亡霊になるつもりで見に行きました。私は先代の辰己とteam柊が大好きなので。大千穐楽を終えて、ブログを書くにあたり先代の映像を見返して、正直「先代の方が……」と思ったところもあります。そういう意見や感想が少なくないこともわかっています。が、私はそれをわざわざ文字にする気にはならなかったし、それはそれとして新しい5人も「本当に素敵だね」と思ったので、新team柊を隅から隅まで褒めまくっています。安心して読んでください!

 

 

新ミュージカル「スタミュ
全17公演おつかれさまでした

 

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千穐楽の日に京都劇場にて。右側は原作者の描き下ろしイラスト(公式グッズ)です。

 

初日初回、東京楽日2公演、前楽、大千穐楽の5公演観劇しました。

超よかった。team柊が、ほんとうによかった。

 

 

私とスタミュ(自己紹介)

原作アニメ1期をリアルタイムで視聴。長い時を経て、2023年10月、なぜかスタミュミュ初代team柊で完全に沼落ちしました。
最推しは辰己琉唯くん。team柊が大好き。ジエレ(辰己&申渡のコンビ)が狂おしいほど好き。
原作の好きなエピソードはOVA2話、アニメ2期の第9幕。team柊の曲は全部好きです。

 

 

キャストへの感想

申渡栄吾 / 小椋涼介さん

原作のドラマCDや先代キャストに比べるとたおやかな印象。でも、決して出番の多くないアニメではそうだったよな~と思い出すなど。後述しますが辰己が原作や先代と比べて覇気を出しまくっている分、申渡が比較的大人しいことでバランスがとれているように見えました。

とにかくスタイルが良い。高い頭身と細身のシルエットが先代キャストを髣髴とさせて、個人的には立ち姿だけでぐっときた。

 

戌峰誠士郎 / 中本大賀さん

今回のMVPは間違いなく戌峰くんと中本さんでしょう。

原作とも先代とも雰囲気が違うのに、ちゃんと「戌峰くん」という不思議な感覚。ミュージカルが大好きな等身大の高校生という感じがして好ましかった。同時に、規格外の天才という設定とのバランスも絶妙。この点に関しては中本さんの努力と実力の賜物だと思うので、原作のファンとしてはただただ感謝することしかできません。

 

虎石和泉 / 藤岡勇成さん

チャラい役を真面目に演じているという意味では初代に近いな~と思っていたら、藤岡さんは初舞台だったんですね。ほんとうにお疲れさまでした。虎石くんに挑戦してくれて、見事に演じ切ってくれてありがとう。

team柊の曲って、なんというか、虎石くんにうたってほしい歌詞がちゃんと虎石くんに割り振られているんですよね(「ウインクもキラキラ!あげるよ」とか「ロマンチスト気取って」とか)。だからこそ、公演を重ねるごとに虎石くんの「チャラさ」が藤岡さんに馴染んでいくようすが手に取るようにわかって、毎公演見ごたえがありました。

 

卯川晶 / 新谷聖司さん

5人の中で唯一、他の2.5次元作品で拝見したことのある俳優さんでした。

め~~~~っちゃかわいい! 大正解。個人的に、「愛くるしい見た目から出てくる超男前な声」が卯川の魅力のひとつだと思っているので、新谷くんが卯川役で嬉しかったです。

先代と比べると棘が少なくて、そのぶん繊細に見える。ゆえに彼の内面をすこし考えさせてくれるような卯川でした。辰己や申渡のセリフにもあるように、言動のわりに「悪い人ではない」んだろうなというのがよくわかります。

 

辰己琉唯 / 牧田一成さん

私は辰己琉唯のオタクなんですけど、牧田くんには最大の敬意と感謝を捧げたいと思っています。それがこのブログの主題です。

牧田くん、どうやら2.5次元の舞台に出るのは初めてだったようで。ご本人と脚本のハラダさんもおっしゃっていましたが、辰己琉唯ってほんとうに難しい役だったと思います。演じてくれてありがとう。

私、基本的にキャストのコメントは頭に入れないようにしているんですけれど(板の上で表現されるものがすべてだと思っているのでノイズになり得る)、大千穐楽のカーテンコールで牧田くんが口にした「つらかった」という一言が、2週間経った今でも心に残っています。大好きな推し(辰己)に真摯に向き合ってくれたひとにそう言わせてしまったことと、「愛の鞭」をなんとなく察してしまったことが申し訳なくて。ついでに、すっかり忘れていた記憶――昔、三次元の推しが「つらい」と言ってステージから降りたことが掘り起こされるなど、大千穐楽から数日間は感情がぐっちゃぐちゃでした。おかげでこんな長文ブログが出来上がってしまったわけですが……。

初日初回、原作や先代に比べて地の声(日常パートで会話をするときの声)が低いのが、なんというか、すっっっっっごく気が散ったの。「あれ? 辰己セリフない?」と思ってそわそわしてたら、実は結構喋ってました。

正直しばらく引きずってたんですけど、よくよく考えてみると、別に原作や先代のコピーが見たいわけではないんですよね。決定的に違うことが、今回の「辰己琉唯」を「牧田くんが演じる辰己琉唯」として成立させているというのもまた事実で。牧田くんが悩みながらも牧田くんにしかできない新しい「辰己琉唯」を作り上げてくれたことはちゃんと伝わってきたし、それって、辰己琉唯のオタクとして幸せなことなんだって実感できました

牧田くんの辰己、ダンスが綺麗で好ましかった。身体の使い方が上手でお手本みたい。いかにも柊先輩が好きそう・選びそうだなぁと思いながら見ていました。この点は個人的な辰己のイメージにぴったりハマって嬉しかった!

原作や先代の辰己は愛らしいお坊ちゃんといった感じ。それと比べると、牧田くんの辰己はお上品。初日初回の感想で、Xに「立っているだけでハイパーお上品」と書きました。我ながらめっちゃ頭悪そうな感想だな。でも大千穐楽までずっと、立っているだけでハイパーお上品だった。

だからこそ、というか、にもかかわらず、というべきか、これまであまり見えてこなかった、当時15歳の辰己琉唯の少年らしさをすこしだけ覗けたような気がします。

小椋さんの感想のところで「覇気を出しまくってる」って書いたけど、先代の辰己は、歌って踊っているときは王の風格を惜しみなく出しているのに、日常パートでは仕舞ってるように見えるんですよ。アニメ1期=team鳳のライバル役の、余裕がある天才を具現化した印象。それと比べると、牧田くんの辰己はずーっと気を張っているように見える。原作のオタクにしか伝わらない言い方をすると、牧田くんの辰己の方が容易く鎖をちぎれそう

その姿が、私にはよりリアルな高校生に見えて。

team柊のリーダー、つまり学年のトップとして在るって、相応の覚悟とか重圧とか、身に余りそうなものを背負っていたはずじゃないですか。そういう、アニメ1期では絶対に描かれることのなかった辰己琉唯という少年は、もしかしたらこうだったのかなって。……まあ私の妄想なんですけど。

牧田くんが「辰己琉唯」にまったく新しい命を注いでくれたおかげで、私はとっても楽しいです。本当にありがとう。

 

本編感想

全体の流れに沿ってざくざく感想を書いていきます。マジでteam柊の話しかしてません。

 

第一幕

冒頭、入学式前後?のシーン

「部活勧誘のチラシを全部受け取る新入生の辰己琉唯」という事実がかわいい。ちゃんと1枚ずつ目を通しているのが辰己だなぁと思う。

少し後から追いかけてきた申渡が、それをさっと回収してアンサンブルに返す。さしずめ、「急がないと入学式に遅れてしまいますよ」というところか。セリフのない一瞬の出番なのに、ふたりの関係がちゃんとわかってよかった。

ダウンステージ側を堂々と通過する戌峰くん。戌峰くんはもうね、それだけでおもしろかった。

 

「我ら、綾薙学園華桜会」/ 華桜会

スタミュ原作のオタク、全員我華が好き(断言)

全員歌もダンスも上手で、さすが華桜会……という説得力のある圧巻のパフォーマンス。ステラボール(東京会場)の音圧が心地よかった。個人的に、原作をリアルタイムで視聴していたのは1期=柊世代の華桜会だけなので、私にとっては今でも我華といえばこの4人(5人)です。

 

「DREAMER」/ 全員 +ミュージカル学科入科オーディション

ほんとうに申し訳ないんですけれど、「team柊と華桜会の曲以外は全部team鳳の曲」という覚え方をしていたので、初日初回、この曲がキャラクター名義ではないことに気が付けなくて。卯川が歌い始めた瞬間、驚きすぎて泣くかと思いました。少し飛んだかもしれない。明らかに動揺してしまったので隣の席のオタクごめん。

ステージの四隅にポジションを取る申渡、戌峰、虎石、卯川。辰己はどこかな……?と思った瞬間、ど真ん中から出てきて最高に沸いた。私はステージの真ん中で歌っている辰己がほんとうに大好きなんです。

入科オーディション、今回は唯一、ジャケットなしの制服姿が見られます。辰己がパーカー着てるの本当にかわいい! 大好き! ミュミュに於いては遠くからでもすぐに見つけられるから助かる。

申渡のボーカル審査のときに、真後ろ(ぎりぎりライトが当たっているくらいの場所)で微笑んでいる辰己、従者を自慢する王の顔をしていてよかった。

並んでダンスの審査を受ける戌峰、虎石、卯川。戌峰は華やかでエネルギッシュ、虎石は艶やかでパワフル、卯川は基本に忠実でエレガント、いう印象。原作に、卯川は辰己と申渡を尊敬しているという設定があるんですけれど、先代も今回も、5人の中だと辰己と卯川が近いタイプなのがとっても嬉しいです。意図したものだとしても、偶然だとしても。

月皇が飛び出していくあたりで、申渡が辰己の身なりを整えてあげていました。パーカーをすこし引っ張って元の位置に戻してたのかな。すごくかわいかった。

 

那雪弁当と空閑

毎回、照明が当たらないところで虎石くんが空閑くんと小突きあっているのを微笑ましく見ていました。今回はふたりの友情はあまり深くは描かれないけれど、ちゃんと仲良しなんだなって。あと、ふたりが並ぶとべらぼうに顔面が強い。軽率に優勝してしまう。

星谷の台詞にもありますが、この場面の虎石くんはとにかくいい人。藤岡さんへの感想のところに書いた、「チャラい役を真面目に演じている」という印象は主にこのシーンからきています。

 

「いぬ」を探すteam柊

かわいすぎる。描かれていない時間の中でteam柊も打ち解けて仲良くなったんだなぁと思える、大好きなシーンです。

辰己、ず〜〜っと一生懸命探していてかわいかった。

星谷と虎石くんは初日から息ぴったりで笑った。こういうのは初日初回がいちばんウケるね……。

 

申渡「すれ違いコントというものでは……!」

申渡の趣味(?)は「経験値上げ」。ドラマCDだとteam柊のメンバーも巻き込まれて一悶着あったりします。1年生の中で特に謹厳実直な申渡の、貴重な貴重なボケ要素。

初日初回が「(星谷たちに向かって)私にもやらせてください!」だったから、これが台本かな。日替わりで、いろいろな人をすれ違いコントの相方に誘っていました。那雪と卯川に「えぇ……」みたいな反応をされているのは見た。

千穐楽は「辰己、一緒にやりましょう」と辰己を誘っていたんですけど、それに対して、辰己は「うん」って頷く。私そのとき現地で双眼鏡構えてたんだけど、見間違いかと思った。辰己琉唯くんが最高にかわいすぎて。なんか突然強めの幻覚キメちゃったオタクみたいですけど。同公演の配信を買ったら現実だったので嬉しかったです。ちゃんと抜いてくれたカメラさんありがとう。円盤も頼みます。

星谷たちが去った後、辰己が客席をきょろきょろ見渡して、「あ!戌峰いた!」という顔をする。辰己の視線を追って観客を見た申渡が「全然違いますよ」とツッコむ。会場にふわっと笑いが起きるような、かわいいジエレでした。

 

戌峰@公園

この1シーンだけで中本さんのアドリブの量がえげつない。一方で、台本どおりに自己紹介するだけで拍手が起きる会場、あまりにも戌峰くんに優しい世界で微笑ましかったです。

アイスクリームのうた(?)、エコー芸はほんとうにずるい。お遊びパートにしておくにはもったいないくらい歌が上手くて、そういう、他のひとの何倍も大きな振り幅で器用にバランスを保っているところがとっても戌峰くんでした。中本さんが戌峰くんで本当によかったなぁ。

 

公園にひとりになってもアドリブは続きます。

初日初回、虎石くんと卯川のモノマネをしてくれたの嬉しかった! 戌峰くんによるteam柊のモノマネ、先代のお家芸だったので。東京公演は初日と最終日しか観劇していないんですが、私が見ていない間に全員分習得したらしく、東京楽(1/28ソワレ)では漣先輩以外の全員のモノマネをしていました。ちなみに、漣先輩のモノマネをしなかった理由は「脚が長すぎて真似できないから」。まさかのオチ。

 

同日(1/28)のマチネ。ステージ下手から出てくるのは辰己、虎石、卯川の3人だけ。3人から逃げようとする戌峰くんを、ひとりだけ上手から出てきた申渡が捕まえて、首根っこを掴んで連行。さすが申渡と言わんばかりのあざやかな捕獲劇でした。

 

前楽(2/4マチネ)は、柊先輩と暁先輩と漣先輩のモノマネ。「柊くん」の一言でおもしろいのでずるいし、team柊の息がぴったりでかわいかったです。

 

千穐楽(2/4ソワレ)は、1/28マチネの虎石くんバージョン。なんと、最後の公演にして初めて、虎石くんの「子猫ちゃん」が聞けた……! 子猫ちゃんに気を取られて戌峰くんに逃げられてしまうところも虎石くんらしい。

個人的にとっても好きな日替わりパートでした。中本さんをはじめとしたteam柊キャストのみなさん、毎日ありがとうございました。

 

「スター・オブ・スター!」/ team柊

優勝した。

初日初回、暗転した舞台に流れたイントロの1音目で気づいたんですけど、我ながらキモいなって思いました。でも、そのくらい楽しみにしていたんです、歌って踊るteam柊。

先代のこの曲の演出が本当に好きで、さすがに見比べてはないけど、ほとんど同じかな? 好きなところ全部そのままやってくれたので心は終始スタオベ状態でした。

 

辰己、1番のA,Bメロに歌唱パートがなくて、サビ前の全員のところで初めて口を開くんですよ。歌わないのにステージの中心にいる辰己、いかにもteam柊の王って感じでかっこよくて好きだったので、今回も舞台の真ん中、いちばん高いところから登場してくれて嬉しかった。

 

1番のサビで、上手側の階段から降りてくる辰己。下で待っていた申渡がさっと右手を差し出したときの私の喜びを、何と表現しようか。

先代の単独公演、スタスタのここで必ず待っていてくれる申渡が好きで、当然のようにその手を取る辰己が好きで、今回絶対に見たいポイントのひとつでした。

こういうエスコートってされる側にも技術が要るんですよね。初日初回の辰己はすこしたどたどしく見えて(後述しますが、その日は私が緊張していたからかもしれない)、でも京都公演では楽しそうに手を取る姿が印象的でした。

辰己と申渡の関係、「幼馴染で主従」とカテゴライズするとわかりやすいけれど、若干、申渡の自己認識にバイアスがかかった表現だなと感じています。辰己にとっての「栄吾」って、ふつうに「友達」だと思うんですよね。先祖代々続く家柄の関係、栄吾本人曰く「申渡家の血」で支えてくれていることを、いい意味で特別視していないというか。でも、「血はデュエルできない」のは栄吾だけではなく辰己も同じなので、結局、第三者(ぱっと思い出せるのは卯川)に「主従関係なの?」と訊かれてしまうわけですが……。

だから、辰己が栄吾の方をちゃんと見て、遊んでいるみたいに、子供の頃から変わらないみたいに、笑顔で手を取ってくれてよかったです。……オタクってキモいねぇ。

 

この曲で特筆すべきは戌峰くん。あのね、戌峰くんってかっこいいんですよ。これ初日初回でほんとうにびっくりしたんですけど、歌って踊っているときの戌峰くん、普段と表情が違って見える。さっきまであんなにお茶目だったのに。迷子の猫を抱えてアイスをどろどろに溶かして鉄棒とお友達になってたのに。

「スター・オブ・スター!」の戌峰くんを見たとき、戌峰くんは中本さんに任せておけば大丈夫だなって思いました。中本さんへの信頼と好感度はカンストしています。

 

虎石くん。藤岡さんのところで書いたとおり、team柊の楽曲は、虎石くんに歌ってほしい歌詞がきっちり虎石くんに割り振られている印象。この曲も例外ではなくて、「ウインクもキラキラ!あげるよ」とか「ファン・レターはOK!」とか、ちゃんとナンパ……ではなく、ファンサをしているのが愛らしかった。

というのも、今回team柊に与えられた3曲の中で、入科オーディションのテストステージではないのってこの1曲だけなんですよね。虎石くんの虎石くんらしさがいちばん出るのはここだろうなと思っていたので、ちゃんと真面目にチャラチャラしてくれてよかったです。

 

お披露目公演説明会

戌峰タイムです。

何パターンかあった気がするんだけど、そのうちのひとつが、「スター・オブ・スター!で降ってきた銀テを拾って、辰己のパーカーのフードに入れる戌峰くん」。文字を打っているだけでちょっと笑った。案の定申渡に見つかって、首根っこを掴まれて次の立ち位置まで連行されます。毎回笑いが起きていたので、私みたいに、戌峰くんに注目しているオタクがそこそこいたんだと思う。

 

那雪弁当争奪戦

team鳳に突っかかる卯川。アニメ1期での卯川の立ち位置はわかりやすいなとあらためて思います。

私、大千穐楽は現地で観た後に配信も買ったんですけど、このシーンで、「卯川は月皇を励ましたかったのかな」というニュアンスのコメントがあったのが印象的でした。私はそのように捉えたことは一度もなくて。でも、卯川には、アニメ1期では描かれることのない卯川なりの悩みがあるから、確かにそういう解釈もできるのかもしれない。それに、新谷くんの卯川だからそう見えるのかな、とも思います(後述します)。

令和の時代にスタミュにハマってしまったせいで、ず〜〜〜〜〜〜〜っとひとりで解釈をこねくりまわしているので、こうやって新たな視点に出会えたことを嬉しく思います。ありがとうオタク。もしこのブログを見ていたら連絡してください。

あと卯川に無視され続ける虎石くんかわいすぎ。

 

そして戌峰タイム。

毎回おもしろかったけど、私は「戌峰学園戌峰会」(2/4マチネ)がお気に入りです。

柊先輩に「戌峰……、いや、中本大賀。後で楽屋に来なさい」と怒られる(1/28ソワレ)ほど自由な戌m……中本さんですが、大千穐楽は別の意味でもすごかった。

その日、替え歌に選ばれた曲は、「ワンワン軒」のテーマソング。で、戌峰タイム終わりと見せかけて、突然柊先輩に駆け寄る戌峰くん。「ワンワン軒」のテーマソングを柊先輩に歌わせるという、まさかの、先代スタミュミュ1st大千穐楽のオマージュ(もしかしたらこれが台本なのかも)。

舞台ではワンワン軒のエピソードはカットされているので、原作を知らなければわからないネタです。日替わりのアドリブでこんなに原作のオタクを喜ばせることが出来るの!? 天才!?と驚きました。戌峰くん、中本さん、天才だったわ……。

 

千穐楽はともかく、「キューティー戌峰」(1/28ソワレ)のときは空気がやばすぎて、どう落とすんだろうって思っていたんですけど、次の台詞(大げさに言えば、アドリブパートを終えてストーリーを進めるきっかけ)が虎石くんなんですよね。藤岡さんが初舞台と知って、さぞ大変だっただろうなと思いました。まあ、でも、飼い主だからね。

 

原作のこのくだりの〆で、馬鹿馬鹿しいと言わんばかりの声で「行くよ」と言い放つ辰己が好きなので、それがなくて残念。

 

お披露目公演「アヤナギ・ショウ・タイム 」/ team柊

暗転→アナウンス→開演ブザーから始まるという演出、見る側の気が引き締まるようで嬉しかった。

team柊のアヤナギってストーリー的にもメタ的にも大事な1曲で、この楽曲の仕上がり次第で今回のスタミュミュの完成度が決まると本気で思っていました。お披露目公演はteam柊が1位通過するというのもあり、team柊のファンのひとりとして、それに見合うだけのものを見せてほしかった。大千穐楽までに仕上がれば良いわけではなく、初日から、絶対に。

だから初日、すっごく緊張しました。私あんまり緊張しないんですよ。でも品川駅に着いたあたりから落ち着かなくて、自分でもびっくりしました。失礼ながら自分の中のハードルを下げて、100点満点中70点くらいのものが出てくればいいかなって。

初日初回、もしかしたら賛否あったかもしれないけれど、私にとってはじゅうぶん合格点でした。ぴったり100点くらいですっごく嬉しかったし、同時に安心したのをよく覚えています。2.5次元舞台は良くも悪くも初日から大千穐楽にかけて見違えるような成長を遂げるものだから、スタミュミュのteam柊、大丈夫だって思えた。安心したのでチケットを増やしました!

東京公演の最終日も良くなったなぁと思ってほくほくしていたけれど、京都公演は迫力が違ったように思えた。2/4マチネ、2階席だったので双眼鏡で見ていたら、見事に全員顔が怖い。5人とも真摯にアヤナギに向き合ってくれたんだと思います。本当にありがとう。

 

「スター・オブ・スター!」で書かなかった卯川の感想を。

今回の卯川の踊りは正確で余裕があり、ステップは軽やか。アヤナギでも普段どおり勝ち気でかっこいい卯川です。

新谷くんの感想のところで書きましたが、新谷くんの卯川はほんの少しだけ、卯川の繊細な内面が見えるような気がしました。

意外なことに、卯川は、天才・秀才揃いのteam柊のメンバーに引け目を感じている(いた)んです。もちろん、team柊に選ばれたくらいだから、卯川も才能に溢れたミュージカル俳優の卵であることは確かなんだけどね……。そういった卯川の苦悩が明らかになるのはずいぶん後になってから(アニメ2期の後半)なんですけど、メタ的にそれを知っている身としては、卯川ってどういう気持ちでテストステージに立っていたんだろうって考えてしまって。同時に、そういう弱い部分を舞台上でまったく見せないからこそ、卯川はteam柊のメンバーなんだと強く認識させられました。

先述した「那雪弁当争奪戦」での見知らぬオタクも、新谷くんの卯川に彼の人間らしさとしたたかさを見出したのかな。そうだといいな、と思います。

 

お披露目公演「アヤナギ・ショウ・タイム」/ team鳳

途中で見学に来るteam柊。

虎石くんが特に良かった。虎石くん、空閑くんのことをずーっと目で追っているんですよ。虎石くんにとってのいちばんのライバルは間違いなく空閑くんだと思っています。曲中の虎石くんの「愁、やりやがったな!」という台詞、照明の都合で表情は見えないけれど、きっと喜んでいるんじゃないかな。

あと、戌峰くんは音楽に合わせて自然と身体が動いてしまうようで、そういう細かい表現も良かったです。初日初回は口ずさんでいたような気がしたけど、それは途中でやめたのかな……?

 

第二幕

「Stand by Dreams」/鳳 樹・柊 翼

オタクが全員好きなやつ。

この曲を披露するという情報を事前に仕入れていなかったので、ま~じ~~で~~~びっくりしました。原作アニメ1期をリアルタイムで視聴していた頃、いちばん好きな曲だったので。

千穐楽の柊先輩というか丸山さん、泣いてましたよね……? さすがに台本ではないと思うのでその前提で話しますけど、エモーショナルな鳳先輩ではなく、真面目で堅物な柊先輩が泣くのが、すごい、ドラマだし、双子とはいえ柊先輩がちゃんと弟なんだなってひしひしと感じました。柊世代の華桜会って(柊先輩の立場も相まって)教師陣みたいな言動するなっていつも思うんですけど、柊先輩もまだ17歳の高校生なんだよね。

 

綾薙祭公演説明会

ここで心臓がギュッてなったの。辰己と申渡の後ろ姿が、あまりにも先代に似ていて。

原作のキャラクター設定では、辰己172cm・申渡170cm。アニメや描き下ろしイラストを見ても、ちゃんと辰己の方が背が高いんです。二次元キャラクターの身長差って現実のそれより大きいと思っているので、その±2cmにはキャラクター間のバランスとかそういう、なにかしらの意味があるんだろうなと思っていました。

hstar-mu.com

でも先代キャストは、明らかに申渡の方が背が高かった。まあキャスト選考の基準って身長がすべてではないだろうし、他の要素に劣後することもあるよね~と思っていたら、今回もだった。ひょろりと頭身の高い申渡と、ほんの少しだけ幼いシルエットの辰己。

強引に解釈すると、これは「Caribbean Groove」に活きてくると思っています。後述します。

 

星谷と辰己と雨と傘のところ

牧田くんのところに書いた「牧田くんが演じる辰己のイメージ」は主にこの場面で感じたことなので、細かい感想は割愛します。

 

「星屑ムーブメント」/ team鳳

戌峰「野外ステージでお客さん集まるかな」

これが戌峰くんのセリフというのが、沁みます。

戌峰くんは「ミュージカル以外はポンコツ」で「感性で習得するタイプ」と言われていますが、ミュージカルに関することなら頭もよく回り、適切な判断を下せる人です(ドラマCD「戌峰誠士郎」をぜひ聴いてほしい)。

そういう、今回描かなくてもいいような一面もちらっと見せてくれたのが嬉しかった。

 

「MY FRIEND~僕でよければ~ 」/ 那雪 透

那雪ソロがここに挿し込まれたの超良かった! ……という話は、team鳳ファンの皆さんがしてくれていると思うので割愛します。

 

貴重なteam柊の練習風景。

「いぬ」探しのところでも書きましたが、綾薙学園で出会った5人がteam柊としてどのように結束を固めていったのか、綾薙祭までの間柊先輩にどのように指導されていたのか、誰が中心で自主練をしていたのか、私たちはあまりよく知りません。だからこうやって見せてくれてほんとうに嬉しかった。

ダンス練習のカウントをとっているのと、ランニングの先頭が申渡なのが、「でしょうね」って感じだった。

ここで踊っているのは「アヤナギ・ショウ・タイム 」なんですけど、やっぱり戌峰くんの表情がいい。すっごく楽しそうなの。戌峰くんってほんとうにミュージカルが好きで、きっと練習をするのも好きで、team柊のことが大好きなんだなって思えて嬉しかった。お披露目公演のときはあんなに顔怖かったのに。

 

ソフトクリームを持って出てくる戌峰くん

ここのteam柊、申渡以外みんな小学生みたいでかわいかった。

戌峰くんが「辰己~! あははは~☆」って駆け寄ってくるのかわいい。辰己が先に腕を伸ばして抱きしめるのもかわいい。戌峰くん、ほんとうにわんちゃんみたい。

辰己、倒れた戌峰くんを気遣って手を伸ばすんだけど、起こしてあげる素振りは見せないので、毎回じわじわきていました。辰己って確かに優しいけど超~お坊ちゃまだし、先述したとおり血はデュエルできないから、それ以上動かないんだなって。

あと卯川の「気の毒ぅ~~!!!」が意味わからないくらいかわいかった。無駄に嬉しそうで。

 

 

くるぞ、くるぞ……!

赤いフラッグに浮かび上がるシルエット、見たことのあるパイレーツハット。

 

このあたり、初日初回の記憶がほとんどない。言うまでもなく緊張していたし、初日初回と大千穐楽はカリグルで大泣きしました。

 

綾薙祭「Caribbean Groove」/ team柊

私、この曲が大好きなんですよ。メタ的な理由もあるけど、作中で、team柊と柊先輩にとって特別な演という位置づけだからです。

 

OVAで描かれる、今回の舞台から約半年後の年度末。華桜会の卒業生を送り出すイベント「卒業セレモニー」で披露する演目をなかなか決められずにいたteam柊は、もう時間がない……という中で、「柊先輩が見たいものをやりたい」と本人の希望を伺います。

OVAでの柊先輩の回答は「自由にやりなさい」とかそんな感じで、あまり多くは語らないんですけど、先代スタミュミュ2ndでは台詞が増えていました。

柊「君たちがあの赤い衣装を身にまとい、観客から大きな拍手を受けている姿を、僕は一生忘れないでしょう。あんなにも自分を誇らしいと思ったことはありません」

この言葉を受けて、team柊の5人は「Caribbean Groove」を「柊先輩を送り出す演目」、ひいては「柊先輩に喜んでもらえる演目」として選び、立派に演じて見せます。

 

いやぁ~、カリグル本当に良かったなぁ~!

たくさん練習して合わせたんだなっていうのも伝わってきたし、なにより5人の気迫がすごかった。綾薙祭公演、入科オーディション最後のテストステージを、絶対に1位で通過するというteam柊としての気概が見られてよかったです。

今回の公演では、カリグルに対する柊先輩のコメント(台詞)はありません。でもきっと、綾薙歌劇場のどこかで、誇らしい気持ちでいっぱいになってくれていると思う。柊先輩が眼鏡の奥で目を細めて、ほんの少しだけ頬を緩める様子が目に浮かぶようで、だから私は「Caribbean Groove」が好きなんです。

 

卯川、いかにも王族の血を引く少年っぽくてよかった。海賊旗で闘う戌峰くん、頼もしすぎる。この虎石くんはいかにも海の上で生活してそう。大サビ前のソロの後、右胸に手を当てて佇む姿が印象的でした。

大サビで背後に布が下りてきたところ、「ブラッディ・ロジャー」の海賊船だ!と思って意味わからないくらい興奮しました。血染めの赤ではなく、海の青で照らされているのもよかった。真っ赤な彼らの服がよく目立ったので。

大きな海賊旗を背に、いちばん装飾の多い衣装で、気高く微笑みながら、舞台の真ん中に立っている推し。何度見ても誇らしい気持ちでいっぱいです。(柊先輩か?)

目が眩むほどまばゆいライト、息が詰まるような熱気、胸骨を震わせる音楽、そして、客席を――いや、大海原を鋭く睨む推しの翠眼。そのどれも手が届きそうなほど近くて、瞬きの合間に消えてしまいそうな現実で、これって、楽曲やアニメだけでは絶対に味わえない喜びなんですよね。そのことに気づかせてくれたスタミュミュと辰己琉唯、そして、牧田くんには本当に感謝してもしきれません。

 

カリグルは先代の1stと見比べたんですけど、前回はまあまあ舞台装置感がありました。team鳳や華桜会の台詞が多いうえに、彼らが喋っている間はteam柊に照明が当たっていません。原作アニメ1期に於けるteam柊の立ち位置を考えれば、その扱いも当然であるということは理解しているつもりです(先代の1stはカリグルに限らず全体的にそういう構成なんですけど、そのあたりの感覚って受け取り手によって違うと思うので、一応)

でも、今回はそうではなくて、「Caribbean Groove」を全部歌わせて・踊らせてもらえた。ちゃんと5人に照明が当たっていた。

たったそれだけのことが、私はすっごく嬉しかったです。先代キャストが作り上げたteam柊の実績が、彼らへの期待と信頼が、今のteam柊、そして未来の5人へと繋がっているんだって思えたから。

 

 

あと、これは書くかどうかちょっと迷ったんですけど、あの、ごめん、どうしても言いたいので一言だけいいですか。

申渡栄吾、抱いてくれ~~~~!!

びっ……………くりしたぁ。最初に小椋さんのところにも書いたけど、小椋さんの申渡は比較的たおやか。思慮深くておとなしそう。……って思ってたんですけど。

いやぁ騙されたわ。騙されましたよね。これがギャップってやつ。最初から最後まで全部かっこよすぎてほんとうに無理になったけど、特に2サビの「叶わない野望があるね」のところすごかった。配信コメントも盛り上がってて笑いました。申渡栄吾様、「才能というGift」だけでなくカリブ海まるごと抱いてください。

何を隠そう、私、スタミュミュ(原作ではなくミュの方)に興味を持った理由が「先代の『Caribbean Groove』レビュー公演の申渡にメロったから」でして。やっぱり、新スタミュミュでもアルベール as 申渡栄吾に出会いたい。何度でもアルベールのことを好きになりたい。

 

千穐楽は、もしかしたら人生最後の「Caribbean Groove」になるかもしれないと思って、あえて双眼鏡を通さずに見ていました。彼らの一挙手一投足、すべてを目に焼き付けないといけないのに、涙が止まらなくて困……

 

えっ、

 

team柊単独公演「Caribbean Groove」上演決定!?!?!?!?!?

 

順番が前後しますが、まさか生予告(?)があるとは思っていなかったので、海賊に扮したアンサンブルが床掃除を始めたあたりから大混乱、大号泣、大歓喜でした。

正直なことを言うと、まあ本編の2ndはあると思っていたんですけれど、今回のキャストでteam柊の単独公演をやらせてもらえるとは思っていなくて。でも、見たかった。やってほしかった。私、初日初回から「単独公演お願いします」ってXでしつこく言ってましたからね。

なので、ほんとうにほんとうに嬉しいです! ありがとうスタミュミュ! ありがとうteam柊!!!!!

 

生予告は公式Xが動画を投稿していたのでぜひ見てください。公式なのに直撮り映像じわる。あとどうでもいいけど、最後の「いつも心に、Caribbean Groove!」で拳を突き上げようとしたら、私以外誰もやってなかったので、なんとか肩の高さで止めました。

本編2ndは、ハラダさんのXから察するにOVAの内容。そう、私の大好きな卒業セレモニーです。楽しみすぎる……!

 

カーテンコール

「☆☆永遠★STAGE☆☆」/ 全員

「永遠」って言ってるんだから終わるな。

スタミュミュのカテコ、お辞儀のところはクレジット逆順ではありません。華桜会の間にteam柊の5人が入り、暁先輩→卯川~辰己→柊先輩→鳳先輩という変則的な順番です。

これのなにがいいって、team柊の5人が揃ってお辞儀をした直後に柊先輩が出てくるんですよ。入れ替わるときに、team柊の5人が後ろを向いて片腕を上げるの。「俺たちの指導者です」って紹介している感じがして微笑ましい。この順番を先代と変えないでいてくれて嬉しかったです。

 

また辰己が真ん中で踊っている。泣く。もうこのときには涙腺がボロボロなので仕方ないですね。

ジャケットを軽く脱ぐように襟を引っ張る振り付けがあるんですけれど、メインキャストで唯一上着のない戌峰くんが、シャツの襟元を掴んでピッと引っ張ってたの超かわいかった。

 

team柊、唯一の客降り。現地では毎回辰己と申渡をガン見していたのですが、舞台に戻るときに必ず申渡が辰己の手を引いてあげていたのでジエレのオタクとしては満足しました。ふたりが楽しそうなのもよかった。

カリグル衣装で楽しそうに手を取り合っているふたりを見ると、本公演の最後のクリスとアルベールのデュエットソング(タイトル忘れた)を思い出してとっても幸せな気分になれるので……。ずっと友達でいてね……。

 

初日初回に限っては、牧田くんの笑顔をこの曲で初めて見たような気がしました。さすがに気のせいだと思ってたけど、全公演を終えた今、もしかしたらあの日は、最後の最後までうまく笑えていなかったんじゃないかなって思います。

すくなくとも辰己のウィッグを被ってメイクをしているときの牧田くんは、にこにこ楽しそうに笑っているのがいちばん愛らしく見えるんですよね。推し(辰己)に笑っていてほしいというオタクの本能かもしれないけど。だから大千穐楽は笑顔全開で嬉しかったというか、安心しました。その直後の「つらかった」発言で私の情緒はおしまいになるわけですが、まあそれはそれとして。

 

牧田くん、あらためて、辰己琉唯を演じてくれて本当にありがとう。辰己琉唯を演じるあなたに出会えてよかったです。team柊単独公演はあなたが座長、あなたが主役。心から楽しみにしています。

 

ところで次の単独公演に牧田くんのキャスト先行はありますか? 事務所と所属グループのサイト見に行ったんだけどFCないよね??? どこに課金すればいいの???? 口座番号入手して直接振り込む感じ?????

www.rising-pro.jp

 

余談:ミュージカル「Caribbean Groove」

作中では有名な古典作品ということになっていますが、もちろんスタミュオリジナルです。どう見てもあてがきだし。

アニメ2期の公式サイトにストーリーやキャラクター設定が載っているので、もしよかったら見てみてください。公式自らネタバレをしていくスタイルなので、単独公演まで楽しみにとっておきたいよ~という場合はご注意を。

hstar-mu.com

 

team柊の面々が演じる5役、けっこう年齢が離れているんです。クリス(辰己)は16歳、アルベール(申渡)は20歳。

これを知ったとき、個人的に、辰己に他と比べて背が低い俳優をキャスティングする理由はここかぁと腑に落ちました。特に辰己の衣装にはでっかいパイレーツハットもあるし、カリグルありきでteam柊のバランスをとるなら、まあそうなるよなって。

単独公演は劇中劇なので、基本的には(レビューシーン以外は)「キャストが、カリグルの役を演じるキャラクターを演じる」ことになります。「クリス as 辰己琉唯 as 牧田一成」ってことね。

しかも、カリグルはいわゆる「原作」にあたるものはありません。設定と曲と衣装しか存在していないので……。だからこそ、牧田くんたちがクリス/辰己たちをどのように演じてくれるのか、どういう「ブラッディ・ロジャー」を見せてくれるのか、す〜〜〜〜っごく楽しみです。

個人的にジエレのレビュー衣装が好きなので、同じか、似たようなものを牧田くんと小椋さんも着てくれるといいなと思います!

 

 

team柊のオタクのみんな〜! 10月にカリブ海で会おうね! おわり。

ヒプマイ アニメ 9~11話(ラップバトル) 感想

いつもどおりただの感想です。

例の如くキャプチャ画像は1枚もありませんので、そういうネタバレが欲しい方は他をあたってください。

 

 

ヒプアニのバトルシーンは、いろいろ言いたいことはありますが、勝敗の理由を、明確にキャラクターに背負わせてしまったことが最大の罪だったと思います。

加えて、キャラクター設定の一部であるはずの「ラップバトルにおける強弱関係」を壊してしまったことは許されるべきではありません。

ここだけは「解釈違い」なんていう生温い言葉では済まされないんじゃないかな。

……という話です。

 

アニメについて何か思うところがあるのは、これまでヒプマイを齧ったことのあるオタクならだいたい同じなんじゃないかな~と思います。

わたしも、アニメを繰り返し視聴して、制作スタッフや声優さんたちのインタビューを読んで、少し文章をまとめて然るべきところへ提出しました。 

そのうえで筆を執りました。先に言っておくと、アニメのバトル展開以外にはほとんど触れていません。それから、コミカライズを正史として扱っています

 

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まず、そもそも1st D.R.Bでの麻天狼の優勝って、オタクが札束で殴り合った結果じゃないですか。それ以上でもそれ以下でもないし、キャラクターの人気投票ですらないと思っています(もちろんニアリーイコールではあるけれど)。

「本気でラップバトルをしたら~」とか、「ストーリーの展開としては~」とか、いろんな妄想や理想があるけれど、事実はひとつだけで、それをどうやって説得力のあるかたちでストーリーに織り込むか?というのがプロ仕事なんじゃないかな。

既にご存知のとおり、バトルの一連の流れは原作の百瀬先生によってシナリオ化され、コミカライズという形で世に放たれています。台詞や行動は勿論、バトルシーンの一挙手一投足まで細かく指定されていたようで、コミカライズのバトルシナリオはそれなりに納得感のあるものになっていると個人的には思います。その中で彼ら(ワンダース)は、自分たちが勝った/負けた理由を明確に口にしていないんですよね。札束ファイトの結果なので、当然と言えば当然です。

なんでアニメもコミカライズどおりにやってくれなかったんだろう(理由は制作スタッフインタビューを読めばわかるかと……)。

 

 

1.アニメ9話:Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW

ぶっちゃけこの回は、コミカライズどおりに可もなく不可もなくバトルが進んだな~と思っていたのですが、脚本が原作の百瀬先生だったんだね。思わず口から「あ~!」と言葉が出たくらい納得した。

 

ただ、2,3番手対決で山田兄弟がやや劣勢であるところは、ほんの少しだけ気になりました。言い方を変えると、銃兎と理鶯が必要以上に強キャラ風を吹かせているというか。アニメだけを見ていると明らかに子ども対大人の構図なので、妙な納得感があるところが(原作を知っていると)かえって違和感

 

大前提として、原作では2,3番手同士のバトルの実力は互角です。どちらか一方が明確に強い/弱いという描写はありません。
※コミカライズのバトルシーンでは、2,3番手は必ず相手チームのリーダーに倒されています(1番手>2,3番手なので)(コミカライズで2,3番手ダウン描写のないシブジュク戦と、ハマジュク戦のバーサーカーは除く)

この時点での二郎と三郎って「ひとりだとちょっと弱いけれど、ふたり揃ったら1+1以上の力を発揮して、大人(銃兎・理鶯)と互角に闘える」ところが魅力なんだよね。実際、コミカライズの二郎と三郎は、銃兎と理鶯の攻撃に耐えきる実力を見せています。

WWWのドラマトラック「Louder Than A Bomb」や、コミカライズでの予選にあたる二郎・三郎の絆を深めるストーリーがなかったので、仕方なかったのかもしれないけど……。いや、アニメお当番回で描いておけばよかったのに……(2話は好きです)。

 

あと、これを書くにあたって見返していたら、三兄弟の掛け合いラップで一郎が「堅い絆示す如く」って言ってて笑っちゃった。インビジさんに罪はありませんが、絆推しならブクロが優勝するオリジナルシナリオにすればよかったのに。

 

9話のお口直しにWWWをどうぞ!

 www.youtube.com

 

 

 

2.アニメ10話:Fling Posse VS 麻天狼

制作陣のインタビューを読んだり、Twitterを見たりする限り、制作陣にとって相当の自信作だったんだろうなと思います。実際には、シブヤ推しの評価が割れて、シンジュク推しは……という印象。

 

わたしもシンジュク推しなので言いたいことは山のようにありますが、少なくとも、1番手(元T.D.D)2,3番手という力関係を崩してしまったことは許されるべきではない

 

初見で、「独歩はよくこれで予選を乗り切ったなぁ」と思ったのですが、後から思えばただのホビアニあるあるなんですよね。弱い主人公が強敵を倒しちゃった☆っていうやつ。

たとえば、まだ若くて明確な伸びしろのあるBBならまだしも、麻天狼でその筋書きをなぞるのはなかなか苦しいんじゃないかな。だって、ワンダースでは最年長、リーダーがジャンル内最強と言っても過言ではなく、厄介アビリティ持ちが3人揃っている設定ですよ……。

 

3話の感想で以下のように書きましたが、期待していた自分をぶん殴りたい。ホビアニ路線への伏線でしかなかったんだよ!

独歩が必要以上に下げられたり弱気な面ばかり描かれたりするのってあんまり好きじゃないんだけど、1st D.R.Bのシナリオをなぞる以上は、最終回に向けて(コミカライズ版のような)良い意味での落差を期待して受け入れるほかない……。 

 

こちらの2,3番手の実力は、コミカライズではほぼ互角。コンビ対決に限り、僅差で一二三・独歩に軍配が上がりますが、力の差はないと言い切って良いと思います。

一方アニメでは、独歩の最初のヴァースを受けた帝統は無傷。一二三と独歩は過剰にダメージを負っていたので、振り返ってみればやっぱりホビアニ路線だなぁと。

 

シブヤ3人攻撃で無残に吹っ飛ばされた先生にもやや驚いたのですが、問題はその後。

独歩(3番手)が乱数(1番手)をダウンさせた。これが本当にダメ。

この瞬間に、越えてはいけない一線を越えたなと思いました。

 

ヒプマイは間違いなくキャラクターカタログコンテンツですが、メタ的には全員平等に扱われているわけではなく、1番手(元T.D.D)>2,3番手という明確な線引きがあります。

作中で両者を隔てるものは、ラップバトルでの強さです。つまり、ラップバトルの強弱が元々のキャラクター設定に織り込まれているはずで、ともすれば、「3番手に吹っ飛ばされてダウンする1番手」はそれだけでキャラクター崩壊なんだと個人的に思います。

 

9話(コミカライズに寄ったバトルの流れと、2,3番手アビリティ全カット)を見て、「10話(シブジュク戦)も同様だけど、11話(ハマジュク戦)で独歩のアビリティは出てくるだろうな」とは思っていました。そもそも、(キャラカタなのに)2,3番手の中で独歩だけアビリティが出されたことにも若干納得がいかないのですが、コミカライズの時点でバーサーカーだけちょっと扱いが違うので、まあそれはいいとして……。まさか斜め下を潜り抜けてくるとは。

しかも、アニメ制作陣、どうして10話で独歩に勝負を着けさせたのか覚えていないらしい。考えもなしに3番手が1番手をダウンさせるという愚行を……?
ヒプノシスマイクというコンテンツも、原作の百瀬先生も、我々オタクも、無意識のレベルで馬鹿にされているんだな~と思いました!

 

そして、吹っ飛ばされた後も余裕の表情でおしゃべりするシブヤの3人。「勝ったと思って余裕で軽口叩いてたら、突然出てきたバーサーカーに吹っ飛ばされちゃった☆ てへ☆」という文脈だと思いますが、コミカライズの全力で戦って満足げに倒れる乱数が好きだからこそ、個人的にはナシです。

 

ただ、わたしはシブヤ推しではないし、独歩推しでもありません。だから、こういうシブヤが好きとか、独歩がかっこよかったから最高とか、そう思う人の意見を否定するつもりはさらさらないということだけ付け加えておきます。このあたりは「解釈」の範囲なので。(ちなみに、10話のバーサーカー状態の独歩のラップはむしろ好きです。それに至る展開が気に入らないだけ……)

 

あと、この回は言うまでもなく「シブヤの絆回」なんですよね。絆推しならシブヤが優勝するオリジナルシナリオにすればよかったのに。

 

10話のお口直しにBBBをどうぞ!

www.youtube.com

 

 

3.アニメ11話:MAD TRIGGER CREW VS 麻天狼

「力」vs「絆」というのも、ホビアニあるあるでわかり易い対比だと個人的には思います。ただ、残念ながら、MTCと麻天狼はこのテンプレートに当てはまるチームではないんですよね。にも拘わらず、MTCに「力」、麻天狼に「絆」というポジションをとらせて、オタクの札束ファイトの結果に理由付けをして、それをキャラクターに背負わせてしまったことが、このアニメの最大の罪だと思います。

 

 

以下、ここがヘンだよ11話!というのを書いたら長くなった(読まなくていいです)。

何度も繰り返していますが、原作での2,3番手の実力は互角なので、一二三・独歩の攻撃が銃兎・理鶯にまったく効かないなんて、それだけでキャラクター崩壊(4人とも)です。取ってつけたような「麻天狼はdisらない」「麻天狼は弱い」設定はいったいどこから出てきたのか……。先生の回復が効かないのも意味不明というか、中王区が欲しがるアビリティを軽視しすぎでは? それに、先生の性格を考慮すると、回復が効かなければもっと早く攻撃に切り替えると思います。それから、シェルター持ちの理鶯くんは、何故左馬刻を物理的に吹っ飛ばしたの?……というのは、2,3番手のアビリティ発動ナシなので百歩譲っていいとして(理鶯くんのアビリティはヴァースと発動タイミングの関係が謎なので、アニメでは描けなかったのかもしれない)。それでも左馬刻のアビリティを考慮したら、銃兎と理鶯は左馬刻を吹っ飛ばさずに、先生の攻撃を敢えて食らわせておくという判断ができるのでは? さすがに左馬刻が一撃で沈むとは思えないし。

 

これは個人的な見解ですが、原作(楽曲)から伺える限りでは、キャラクターが「絆」を意識しているのはむしろMTCの方なんですよね。「絆」というか、一蓮托生の仲間という言葉の方が近いかな。それぞれが確固たる目的のためにマイクを握っていて、おそらくひとりでもじゅうぶん強い3人が敢えてチームを組んでいる。にもかかわらず、アニメの中で、MTCは「絆」がなかったから負けたということになってしまいました。

とはいえ、麻天狼に「絆」がないと言いたいわけではありません。「絆」を強調するために、「力」がないという描写をされて、麻天狼はたいして強くないくせに「絆」があったから勝ったという設定にされてしまったことがいただけなかった。原作で、少しでも「麻天狼は弱い」という設定があるならまだしも……。「Shinjuku Style~笑わすな~」を5万回聴いてほしい。

 

で、どうしてこんなことになってしまったのかというと、何度も繰り返しているとおり、麻天狼を主人公に据えたホビアニ展開だからだろうと思います。「力」と「絆」では「絆」が勝つというのはお約束です。先述のとおり、このテンプレートにMTCと麻天狼を当てはめたのでしょう。

 

いや、ただの札束ファイトの結果なんですよ……。冒頭に戻りますが、だからこそ、コミカライズ版のシナリオには「なぜ勝った/負けたのか?」の説明がありません。どのチームも強くて、互角に渡り合った結果、今回は麻天狼が勝った。それだけでよかったんだと思います。にもかかわらずわざわざ勝敗に理由をつけたことは、正直、「余計なことしやがって」の一言に尽きます。これまでストーリーの外で独立していて、かつ、我々が一応納得していたものを、後付けでキャラクターに背負わせることになったからです。

 

穿った見方をしてしまいますが、制作陣がインタビューで独歩のことを「振り返ってみたらなんか全体(1~10話)を通してフィーチャーされてた(笑)」と他人事のように語る始末なので、お得意のホビアニテンプレートに当てはめることが最優先で、原作の設定なんかどうでも良かったんじゃないかな。そんなことは思いたくないけれども。

 

アニメを見返す暇があったら、DEATH RESPECTを10万回聴いてください。

DEATH RESPECTはいいぞ。

www.youtube.com

 

おわり。

ヒプマイ オフィシャルガイドブック ドラマトラック感想 ~泣いた子猫ちゃん~

※ネタバレしかしてません

※2020/9/8 さらっと聴き直したりガイドブックを見たりして少し追記しました。

 

2020年9月2日

ヒプノシスマイク3周年、ならびに、

ヒプノシスマイクーDivision Rap Battle- Official Guide Book』

発売おめでとうございます!!!!!!!!

 

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一二三推し、麻天狼箱推しで、帝統を愛さずにはいられないオタク、

ドラマトラックで完全に気が狂ったのでノリと勢いで感想を書きます。いくぜ。

 

 

Drama Track「流転は篠突く雨ですら流せない」

つまびらさん(漢字で書くと一二さん)って誰だっけ……と思い出すのにめっちゃ時間がかかる。フルアルバムのドラマトラックで、帳兄弟と手を組んでいろいろやらかしてヒプノシスキャンセラーを持ち出す等)無花果様にめちゃ怒られてたモブでした。

 

ドラマトラック開始2分半で、中王区の役人(名前のあるモブ/新キャラ)の口から一二三と独歩の名前が出てくるという衝撃。

 

先に言っておくと、下郎どもの中で今回のドラマトラック(2つ分)に出てくる(声の出演)のは山田パッパ(天谷奴さん)のみ。そして、話題に上げられるのは、左馬刻、一二三、独歩、帝統です。

いや、山田パッパと左馬刻と帝統は想定内だけどさ、一二三と独歩の話するとは思わないじゃん!?!?!?!?!?!??!!? だって、今日の今日まで、ワンダースの中で中王区と関係ないのは一二三と独歩だけだったんですよ?!!?!?!?!?!?!??!

 

 1st D.R.B.の優勝チーム「麻天狼」の「伊弉冉一二三」と「観音坂独歩」に反応した女。ほのぼのさん……? 漢字だと仄仄さん。

中王刑事局特殊部隊【言浚】 隊長 邪答院 仄仄(けいとういん ほのぼの)。

名前かわいいけどヤベー女っぽい。女キャラには興味がないのですが、こういうぶっ飛んだ人は嫌いじゃないです。

 

 

仄仄さん「(一二三と独歩に)また興味が湧いたわ❤」

って何!?!?!?!?!!?!?!?

 

仄仄さん「私って、人が大事にしてるものって、ものすごく欲しくなるタチでね。だから、無花果さんが合歓ちゃんをあそこまでかわいがってるとぉ~、壊したくなっちゃう~~!!!!!!!!」

いやwwwwwwwwwwwwwwwwwww ヤベー女じゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

この時点で既に、一二三ってこの女のせいで女性恐怖症になったと思わざるを得ないんですが……?

後からガイドブックを開いたら、一二三、独歩、仄仄さんは「高校生のときに出会った」と明記されてて、これは役満……

 

仄仄さん、特にふたつ目の発言がマジで気が狂っててやべぇ女って感じなのですが、一二三と独歩を考えるうえで、彼女のそのスタンスは重要なのかもしれない。

 

個人的に、一二三の女性恐怖症の原因と独歩の自罰性の芽生えって、何かしらの関係がある可能性も否定できないと常々思っているんです。

たとえば、高校生の仄仄さんがなんらかのきっかけで独歩に興味を持って、独歩の大切な友人である一二三をぶっ壊したとしたら……? つまり「一二三の女性恐怖症は(間接的に)俺のせい俺のせい俺のせい……」ということですね……

ともすれば独歩も、普段の性格もひっくるめて「めんどくさい」と思っている一二三と一緒に生活するという決断をするかもしれないし、藁にも縋る思いで医療関係の仕事に就いているのかもしれない。ノンデリカシーな幼馴染がなにをしても、「しょうがねーな、一二三」の一言で許してしまうかもしれない(Hoodstar大好きオタク)。

一二三も、「(独歩が謝罪癖を直すのは)むりだろうけどねぇ」と、(コミカライズで無駄にクソデカく割られたコマの中で)言ったり、独歩が銃兎と面識があると知った瞬間に「どこで仲良くなったんだ~~????」と問い詰めたりするわけですよ。自分が独歩の「唯一の友人」で、独歩とって大切な存在であるという自負があるから。

 

泣いた。IQ3の幼馴染オタクなので自分の妄想で泣いた。

泣いたので本記事のサブタイトルに入れた。ちなみに普段は子猫ちゃんではなくて「ホス狂」を自称しています。よろしくお願いいたします。

 

 

なお、「本編で一二三の過去に触れる」こと自体は、「麻天狼 -Before The 2nd D.R.B-」ドラマトラック「過去からのchaser」でにおわされていたとおりです。

 

「過去からのchaser」について、わたしが書いた別記事の引用。

ちょっと意外なのですが、このドラマトラックで、一二三は「女性恐怖症を克服したい」とは口にしていません

代わりに繰り返し述べているのが「ようやく~できるようになった」という言い回しと、「前進」という言葉。

そして、わざわざ言うまでもないのかもしれませんが、一二三が「前進」し続けた結果辿り着きたいのは、「女性恐怖症を克服した状態」です(一二三が「女性恐怖症克服のためにホストという職業に就いた」ことから明らか)

 つまり一二三は、女性恐怖症克服に向けて着実に前進しており、かつ、まだ進む余地があると自己認識していることの現れですね。加えて、その一二三の「命題」が、我々視聴者に向けて改めて明示されたというのが、今回のドラマトラックの本質です(ここでいう「命題」は、「解決するために提起された問題」という意味)

 

これまでもちょいちょい、「ワンダースの中で中王区と関係ないのは一二三と独歩だけ」という話をしてきました。ARBで「寂雷先生のために」と明言されていることもあり……。

 

しかし個人的には、一二三も独歩も、「自らマイクを握って闘う理由があったらいいな」と思っています。DRBっていろいろなものを犠牲にして、それこそ命がけで闘っているんだから、少しでも「自分のため」であってほしいと。特に一二三に関しては、他人より少しばかり自己犠牲の精神が強く、いつか他人のために簡単に命を落としてしまうのではないかとさえ思っているので……。

 

その反面、一二三と独歩にはこれからも中王区とは無縁で平和に生きていてほしい気持ちもあるんですよ。さっきと言っていることがまるで違いますが、オタクは一瞬で矛盾する生き物なので……。もうオタク心は複雑。大混乱。ずっと泣いてる。

 

一二三、絶対に絶対に幸せになってくれ。

 

 

……と散々語りましたが、このドラマトラックのメインは、無花果様の過去編です。

無花果様の過去を真面目に知りたい人とか、中王区に突如現れた百合の波動を感じたい人とかは、悪いことは言わないのでガイドブックを買ってください。

 

 

Drama Track「山雨来たらんと欲して風楼に満つ」

まず、乙統女様=帝統の母親で確定しました。

それから、帝統が乙統女様に愛されていて本当によかった。

 

乙統女様の旦那様の名前「飛鳥 帝」。

「帝」と「乙統女」の子供が「帝統」

 

帝くんがね~、めちゃくちゃいい人なんだよ……。

帝統が生まれたときの帝くんの発言メモ。「帝統」と名付けたのは帝くんです。

  • 「目元は乙統女さんにそっくりですよ」
  • 「『帝統』っていうのはどうかな」
  • 「この世は辛いことの方が多い。けど、ダイスのように転がって、どんな目が出ようとこの世を強く生き抜くように、ってね」

 

乙統女様「帝統が生まれ、(略)未来への希望が芽生えました。この子を一人前に育てる。私はこの子に会うために生まれてきたんだとさえ思いました」

乙統女様「(帝くんに向かって帝統のことを)私たちのかわいい子」

やめて、泣いちゃう……。

 

いろいろあって、乙統女様のパパと、帝くんは逮捕されることに。今も刑務所の中なのかな。乙統女様は予てからの望み通り、女性中心の国家を作るべく、政治で一旗揚げることを決意。

このタイミングで、帝統は母方の「有栖川家」に預けられました。帝統から見ると、おばあちゃんのご実家ですね。帝統と乙統女様の親子説は随分前から唱えられていましたが、なんで苗字が違うんだろう?と思っていて。そういう理由なら納得です。帝統が捨て子じゃなくてよかった〜!

 

じゃあ、なんで帝統は住所不定無職に!? と思ったのですが……。

乙統女様の母親は、はっきり言ってしまえば自我のない女性です。親の言うとおりに乙統女様の父親と結婚して、乙統女様を産み、戦争にも政治にも無関心で生きています。そして乙統女様は、この母親と同じように生きることを望まれて育ちました。ともすれば、有栖川家の価値観も、東方天家と似たり寄ったりであることは想像に難くありません。

有栖川家での生活に息苦しさを感じて逃げ出したというのが落としどころでしょうか。有栖川家が東方天家の長男を無下に扱うとは思えませんし、なんだかんだ、帝統が育ちが良いのは間違いないはず。クリスマスに七面鳥とかさ……。あと、生きるか死ぬかの勝負(賭け)を楽しむとか言いながら、なんだかんだ他人に甘えているあたり、帝統は愛されて育ったんだろうなぁと思うのです。

というか、なんとなく帝統は母親のことをあまりよく思っていなさそうなイメージだったんだけど、深い理由はなく単に話題に出したくない(あの東方天乙統女様なので)だけなのかもしれないなぁ。

 

若かりし頃の山田パパが登場します。公式Twitterでチラ見せされて盛り上がっていた通り、パパは元軍人。本名「山田 零」。

乙統女様はパパの掌の上で踊っている自覚が(今は)ある。パパが黒幕か……?

 

乙統女様「私は私の信じる正義で、この世界を変えて見せます」

乙統女様「最後に笑うのは私たちです」

 

かっこよかった。

 

まだ買ってない人は今すぐ買ってください。

紀伊國屋さんの特典が推しディビだけど、ネット注文ができないみたいなのでアニメイトオンラインさんのURLも貼っておきます。

www.kinokuniya.co.jp

www.animate-onlineshop.jp

 

おわり

🎤4th円盤(2日目)初見のメモ

 

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一二三推し、幼馴染大好き、麻天狼箱推し。左馬刻が好きで、帝統を愛さずにはいられない。
先に言っておきますが、これはあとで効率よく円盤を見返すための覚書なので、内容はめちゃくちゃ偏っています。

 

円盤(1日目)の感想はこちら。

tamagokaketapioka.hatenablog.com

 

HYPNOSISMIC –Division Rap Battle-4th LIVE@OSAKA《Welcome to our Hood

 

■DAY2(2019.9.8)Battleground

 

01. ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- / Division All Stars

アンセムから始まるのいかにも「バトルグラウンド」っぽくて良いですね。

 

「貴様に」で一郎を指す左馬刻くんに、二郎を煽る銃兎(瞳孔開いてませんか?)、「ハマの水平」で三郎を打ち抜く真似をする理鶯くん。
1日目のときも書いた気がするけど、番手ごとにまとまってる曲はライブで見応えがあるね。

 

先生は麻天狼ハンドサインが好きなのかな。1番手後の全員パートと、最後のサビ「激震させる」でも、先生がひとりで麻天狼ハンドサインしてるのがかわいい。

 

一二三パートは上手端で。1日目と同じですね。
花柄ジャケットはキービジュ意識。その下が黒いフリルシャツ。これが衣装さんの一二三解釈ってこと??? 好きじゃん????

 

アンセムの帝統を愛するなという方が難しい。帝統、比較的多動だけど無駄な動きがないように思える。

 

ちなみに、独歩はもっと無駄な動きがない。その独歩は相変わらず1曲目からキマっているので見ていて安心します(?)

 

アンセムは1.5ダースバージョンが作られてるけど、最後のリーダーズのパートだけはどうしても4人の方が収まりが良いと思っちゃうね。

 

 

02. ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle- / Division All Stars

うわ~~イントロのハマかっこよかった。3人がハマのハンドサインで打ち抜いてくるところ(どこだよ)。

 

わかっていても左馬刻くんの赤ちゃん言葉にオギャってしまうな……。

 

先生のときふらふらしてる一二三と、ずっと俯いてる独歩。なにもしていないのに正反対なの興味深い……。
今回同じような感想が何回も出てくるんだけど、どの曲のふたりを見ていても、歌っていないところで、示し合わせたかのように「動」の一二三と「静」の独歩だった。

 

銃兎は手袋えっちでちゅね~~~~~~~~~~~~~~(1日目も言った)。銃兎の声は良くも悪くも耳に引っ掛かるので、全体曲の方が良い意味で活きるなと改めて思った。

 

1日目は気づかなかったけど、オルタナの一二三、全体的に音源よりライブの方が123456億倍くらいいい。
前半と退廃的な感じと、後半の弾むようなフロウ(という言い方で合ってる?)で大袈裟なくらい緩急をつけてくるのが注意を引くし、耳に残る。

全体曲の一二三は、新しい曲になればなるほど飛び道具的なちょっと難しいパートを割り当てられているなぁと思っていて、オルタナは(2020年6月時点で)サバイレの次に新しい曲なので例に漏れずといった印象。

一二三~~~!!好きだ~~~!!!!!!!

 


03. おはようイケブクロ / Buster Bros!!!

おはブクロ!!!!!!!!!

 

「男同士で」のじろさぶ。
「僕の方がいけてた……」「俺の勝ちだ」のじろさぶ。

かわいすぎるでしょ……。じろさぶ仲良しじゃん……。
10万年前から全部わかってましたけど……。

 

木村先生「一郎だお」

 

曲間でハイタッチとグータッチしてるの良いです。

 


04. IKEBUKURO WEST GAME PARK / Buster Bros!!!

最初のアカペラのところ、3人で輪になって楽しそうに笑い合いながら歌ってるの本当に好き。これは山田兄弟にしか出せない空気感だよなぁ。

いちにいのボイスパーカッションすごすぎてふつうに見入ってしまった……。

 


05. Stella / Fling Posse

未来のわたしへ、チャプター7です(ガチのメモ)。

 

あ、この順番なんだ!?!? バトルグラウンドだからいつもの順番かと思ったら、ぽっせが先なんだね……?

 

Stellaバクステはね、大正解ですよ。
1日目はメインステだったけど、個人的にはこっちの方が好きだな~。

 

バクステって固定カメラでもあるのかな? 1日目のTDDもそうだったけど、歌う人がスタンド向きになるように場所入れ変わってるよね。

 

帝統の視線の使い方が素晴らしかった。
歌い出し、普通に歌詞見てるのかなと思って見てたんだけど、「遠のく王座」で一度顔を上げて、そのあと「降下しだす」あたりから顔と視線を下ろさなかったのがグッときました。
サビもほとんど正面~やや上を見て歌ってるんだよね。文字通り「流星に手を伸ばす」ように……。
台詞の掛け合いもずっと真っ直ぐ前を向いていて、帝統らしからぬ(※褒めています)声色も好きだし、なんというか、やっぱり彼を愛するなという方が難しいんですよ。

 

ラスサビ前、中心に歩み寄って一気に振り返るのずるい。かつ、それと同時に、1日目と同じように白いピンスポが差して、少しだけ明るくなる演出。照らされる背中合わせの3人とぽっせのハンドサイン。
現地にいたら泣いちゃっただろうな。やっぱりこの曲はライブで「観る」のがいいなぁと思わせられた。

 


06. Shibuya Marble Texture -PCCS- / Fling Posse

ステラとの温度差……というか、この曲の浮遊感はお互いがお互いのことをよく知らなくて、それでも仲良しごっこをしているという「Fling Posse」だからこそ生まれるんだな~と、この曲順で聞くと改めて思わされる。
……まあ、フルアルバムでも同じ曲順なんですけどね!(なんで思い至らなかったのか)

 

帝統かわいいコレクション、その1。

  • 「色めくmaze」
  • 夢野「彼らとなら~」
  • 「また会う日まで」

もう帝統がなにをしていてもかわいい。愛。

 


07. WAR WAR WAR / Buster Bros!!! · MAD TRIGGER CREW

あ、この順番なんだ!?!?(2回目)
ハマのターンより先にバトルなんだね!?!?

 

最初に3対3で向かい合ってるところ、たまたまかもしれないけど、ハマは左馬刻くんが一歩下がってるのがいい。

 

副流煙を片手でよける17歳。

 

どうでもいいんだけど、センターのバミりが★なのかわいいですね。

 

一郎と左馬刻はおでこバチバチやらないんですね!?!? やってもいいんですよ!?!??

 

いちじろ「ばいば~~~~い!!!」
山田兄弟、WWWなのになぜこんなにかわいい……。

 


08. TACO DANCE / 餓鬼レンジャー
09. ちょっとだけバカ / 餓鬼レンジャー

 


10. パピヨン / 麻天狼

あ、この順番なんだ!?!?(3回目)


オッケーオッケー、もう何が来ても驚かないぜ(これ以上驚く要素がなかろう)。
……あとから気づいたけど、いつもの順番だと後半、麻天狼が出ずっぱりになっちゃうのか。年長者だから優しくしてあげてね。

 

それにしても、突然の推しディビジョンは心臓に悪い。
チャプター12と書いて天国と読みます。

 

一二三が最初から楽しそうでオタクも笑顔!

「昨日で最後」「迎えのクラクション」あたりが、笑顔も声もきらきらしていて眩しい……。好き……。

 

一二三「クルーが好き」って独歩に向かってウインクしてる!?!!? してますよね!??!?!?!

 

おさななが「麻天狼」で目を合わせてるのは1日目と同じ。

 

先生の衣装が変わってる! 白い上着になってて嬉しい!!!!!!(釣りに行くのに白衣を着てくる現役医師……?)

 

先生登場シーンのおさななかわいすぎる。相変わらず29歳幼稚園児。あくびする独歩。

 

「なんでお前スーツ着てんだよ」のカメラワークが天才。そのあとしばらく一二三を気にしてる独歩がかわいい……。

 

先生のありがたいお話をちゃんと聞いている29歳幼稚園児(だいたい合っているけどたぶん間違っている一文)。
地味だけど、このときの一二三が(ホストモードではなくて)普段の一二三っぽい顔をしているのがいい。
そのあと、先生に「真ん中へどうぞ」という動きをする独歩、あまりにもジャパニーズサラリーマン。

 

「そうだよ、独歩ちん!」
ひふみ!!!!!!!!!!!!!!世界一かわいいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ひふみ!!!!!好きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!

(↑最後のこれ、無意識に打ったけど1日目と全く同じ感想なんですよ。こわくないですか?)

 


11. Shinjuku Style ~笑わすな~ / 麻天狼

ここでも、先生のヴァースでずっとなんやかんやしてる一二三と、あまり動かない独歩が観測できます。

 


★この観音坂独歩ががっこいい大賞2020★

「アハハッ↑ 笑わすな」

かっこよすぎて、むしろこっちが笑うのだが??????????

お前こそ笑わすな。

 
この「アハハッ↑ 笑わすな」を見られただけでも円盤を買った価値がある。
まだ買ってない人は買ってください。
そして、観音坂独歩(cv.伊東健人を見てください。ワンペアより安い謝罪と自他共に認めるサイコパスっぽいシャウトには自信があります。よろしくお願いします。

tower.jp


その次のサビで後ろを向いて両手を広げる独歩。お前がリーダーだったのか??と思わずにはいられない貫禄。

独歩かっこよすぎて次の一二三に進めない。一二三のオタクなのに……。


(10分後)


進めた。

 

「スーツが戦闘服」って一二三のこと(だけ)を想定して書かれたリリックで間違いないと思うんだけど、程度の差こそあれ、「スーツが戦闘服」なのは独歩も同じなんだよね。
……と、同じように上着をバサバサさせている独歩が抜かれたのを見て改めて思った。

 

一二三のすごいところは、パピヨンと別人というか、声がまるで違うの。
もともとが3パターンあるので声色が違うこと自体には驚かないんだけど、どちらかというと、ネアカで前向きで比較的博愛主義っぽい……という「陽」の一二三(ジゴロ)が、最初のディビジョン曲でここまで凄みを出していたのか……という、振り返ってみての驚きが大きいな。

 

「全員消滅」で首を切る先生。先生普段そんなことしなさそうなんだけど、しなさそうだからこそ、この曲でしているのがいい。

 

というわけで、今日もシンジュクが優勝しました。

 


12. Yokohama Walker / MAD TRIGGER CREW

銃兎って眼鏡なしサングラスで前見えてるの??? と思ったらすぐ眼鏡になったのかわいい。

 

相変わらず左馬刻くん本人(初期立ち絵)より物騒で面白いアロハである。

 

「ミリタリージャケット」の銃兎の笑顔!!!!!
改めて考えると、この3人でいちばん笑顔が多いの銃兎かもしれないな。理鶯くんはわりと微笑んでる印象あるけど、ライブでのキャラ付け(中の人)は無表情だし。

 

絶妙にノリづらい煽りちょっと面白い。嫌いじゃない。
1日目の銃兎の、シノギでのアップ(裏拍)煽りといい、やっぱりヨコハマは面白いんだよな……。

 


13. シノギ(Dead Pools)/ MAD TRIGGER CREW

左馬刻くんの口上がめちゃくちゃかっこいい。うっかりハマの女になっちまう。

改めて思うけど、この曲で理鶯くんのラップがないのなんでなんだろうね。

 


14. BATTLE BATTLE BATTLE / Fling Posse · 麻天狼

先に言っておくけど、感情が忙しい。チャプター17です。


一二三推し、麻天狼箱推しで、どうしても帝統を愛さずにはいられないオタク、ほんとうに、感情が、忙しい(長いです)。

 

イントロで麻天狼ポーズする独歩。

 

この曲のCDのドラマトラック「Just A Friend」の2,3番手のバトルが好きなので、動いている彼ら(の声帯を担当していらっしゃるみなさん)を見られるのが最高でしかない。

 

www.hmv.co.jp

 

★この観音坂独歩ががっこいい大賞2020★

  • 「雑魚はぶっ潰す」でちゃんと帝統を見ている
  • 「ダンプカー」のときの動き
  • 「アングラ」の巻き舌

4thの独歩、いちいちかっこいい。好きです。

 

帝統(の中の人)の方が背が低いので、帝統が下からメンチ切ってるのがちょっとかわいいんだよね。加えて、独歩が微動だにせず帝統を見下ろしているのもあって、帝統の「クソジャリ」感が増している。
これがぴちぴちの二十歳とアラサー社畜のバトルですよ……。もうね、(概念としての)帝統vs独歩という意味では完璧すぎる。

 

客に「Dead or Alive」を言わせる帝統の動き。
やっぱり無駄がなくてかっこいい。


って!?!?!?!!?!??! ひふみ!?!?!?!?!??!!!!!????

……取り乱しましたが、独歩の肩を強めに引っ張って前に出る一二三、先述したドラマパートで、独歩をかばってマイクを起動する瞬間の一二三が見えるじゃん!?!?
このシーン、独歩がしっかり一二三を見てから下がるのも良い。

 

というか、もうこれは曲の話ですが、基本1対1なのに一二三だけは帝統にも盾突いてるのがね……。さすが最強コンビ(本人談)ですよ。おさなな優勝したわ。
(あと、全然ライブ関係ないから説明は省くけど、夢野も捉えようによっては独歩に攻撃しているように見えるなって思っていたんですよね。でもライブでは全部一二三が受けてたから、さすがに考えすぎだったのかも。)


夢野のヴァースの一二三は情緒不安定っぽく見えるというか、なんで笑ってるんだ……? たぶんわざとではないんだろうけど。強いて言えば「一緒にプロジェクト」って言われてちょっと嬉しかったのかな。だとしたら一二三かわいすぎるなぁ。

ドラマパートでは、一二三は夢野の服装を馬鹿にしたことを一応謝っているんですよね。一応ね。一二三が夢野の服装を時代錯誤だと思ったのは事実だけど、一二三の性格から察するに、夢野を傷つけたかったわけではないと思うので、夢野から好意的に接されたらそれ相応の反応をしそうだなと思った。だってこの一二三、ホストモードだし……。

 

帝統かわいいコレクション、その2

  • 夢野ヴァース「まんじ~!」
  • 乱数ヴァース「くらんけ~ん!」「びりびり~!」「どうかな?」

他にもあるけどこのあたりかな。

 


★この観音坂独歩ががっこいい大賞2020★
(長いけどめっちゃ真面目に書いてます)

  • 「アハハハハ うるさいうるさい」
    :マジでかっこよすぎて気が狂う

  • 「どんなつらい過去もひっくり返すだけだろ」で帝統のことを真っ直ぐ見つめる独歩
    :独歩の過去が明らかにされていない(ぶっちゃけ、取り立てて騒ぐようなことはなにもないと思っている)限り、ここは独歩のパートだけど、一二三、夢野、帝統あたりに響くリリックなのかなと思っていて。だからこそ、帝統のことを真っ直ぐ見つめたまま歌う独歩に痺れるし、そのあとすぐ独歩から視線を逸らす帝統がめちゃくちゃ味わい深い

  • 「人のために」の力強さ
    :麻天狼結成のきっかけは、独歩が一二三のために、一二三が子猫ちゃんのために、そして先生がその3人のために動いたことであり、それによって救えたものがあった。勿論、BBBの歌詞にあるとおり、これから救えるものもたくさんあると思う。というのも、そもそも麻天狼(というか先生)の命題が「人のために」だし……、と考えると、独歩がこの一言を全力で歌っているのが胸に響きまくってつらい

  • 「麻天狼」シャウト
    :逆に、もう何も言うことがありません……。


結論:俺の推しの幼馴染がこんなにもかっこいい

この円盤がまるごと、「この観音坂独歩がかっこいい大賞2020」最優秀賞に決まりました。ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 


15. DEATH RESPECT / MAD TRIGGER CREW ·麻天狼, 山嵐

デスリスは最高。わたしはデスリスの女。
イントロでCDのジャケ写出てきた時点で吐きそう。現地にいたらぶっ倒れてたと思うので、ここが自宅でよかったです。本当に。歌い始めはチャプター18

 

先生の「届かない」の言い方! 先生が敵意剥き出しにしてるの珍しい……、好き……。
ハマジュクが(ファン投票だから当然ですが)何の脈絡もなく闘っているところにたまに「?」となるけど、それを差し引いてもデスリスは最高

 

最初の「決戦」の独歩がめっちゃ飛ぶのでびっくりした。こんなとこで笑わすな。

 

銃兎も独歩もでかいな……。限界オタクは、このふたりが顔を近づけると動悸が激しくなるからやめてほしいです。独歩がずっと「鬱陶しいな……」という顔をしてるの解釈に合う。

 

ここでも、それぞれの相手のヴァースのときに、じっと聴いている独歩と動きがうるさい一二三という対比が見られて5億点満点。最高のデスリスがさらに最高になった。

 

そんな一二三が!!!!!
自分のヴァースの直前、顔に手を当てて俯いて(よく見ると動いてるけど一二三にしては)制止しているので注目してください!!!!!!!!!
(理鶯くん「貴様も保て」のあたり)

 

バトル曲の一二三はホストモード(女性たちの前でやるからね)なんですけど、デスリスだけは普段の一二三色が表に出ているんですよね。リリックもそうだけど、全員ないし3人で歌うパートもはっきりと一二三の声。

じゃあ、この一二三はジャケットを脱いでいるのか?というと、そういうわけではなくて。複数人格(一二三はそうではないということが明言されているけれど、便宜上そういう言い方をしておきます)をdisられたジゴロ(=ホストモードの一二三)が、意図的に普段の自分(=一二三)を召喚しているんだろうな。というのが、音源だけを聴いていたときの個人的な見解でした。

…………まさか本人がそういう演出をしてくるとは。

一二三は俯いたまま、次にどちらの自分を出すか、少し心の整理をしているんじゃないかな?(考えすぎか??)
そう思ったら、一二三のオタクは感激しちゃったよ。一二三、愛してるぞ。

 


左馬刻くんと先生のヴァース、左馬刻くんがずっと先生にロックオンしているのはよかったですね。あまりにずっと見てるからびっくりしたけど……。

 

WWWもそうだったけど、ハマは左馬刻が一歩下がっているのがハマっぽくて良い。

 

「両サイドに破天荒な暴れん坊」
おさなな~~~~!!!好きだ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

 

この先、あまりの熱量にずっと笑いながら見てたけど、現地にいたら大泣きして記憶吹っ飛ばしてると思うので、ここが自宅で本当によかったです(2回目)。デスリスは最高。

 

一二三の「沈んどけ」のあと、独歩は何言ってるの????? 「イ~~~トコマスサ~~~~~」にしか聞こえなくて笑った。

 

曲終わり、麻天狼が独歩から退場してるのちょっと意外だけど、キマっているときの独歩ならさっさと引っ込んでしまうのかもしれない(ハマはいちばん奥の理鶯くんからだったから、三番手からという決まりだったのか?)。投げキッスしてる一二三はさすがだと思った……。

 


16. Rock'n'Roll Monster / 山嵐
17. BOXER'S ROAD / 山嵐


18. The Champion / 麻天狼

バクステだ!!!!
純粋にかっこよすぎる。本当に本当に優勝おめでとう。

 

ここでも、自分のパート以外ほとんど動かない独歩と、ずっとふらふらしてる一二三。一二三は先生のときでさえ動いてるもんな。

 

あと、この曲に限らないけど、シンジュクは先生がおさななに合いの手を入れないのがいいな~と思った。ディビ内年齢差がいちばん広いのはシンジュクだし、絶対的な上下関係というか。ディビジョン内で敬語使ってるの先生←おさななだけだもんな……(と思ったけど、いち←さぶもか……)
先生のヴァースでは、ふたりがそれぞれ胸に手を当てて先生のリリックに耳を傾けているのも、これが3人の関係だよな……と思って胸が熱い。

 

本当に優勝おめでとう。
おめでとうという気持ちが大きすぎてたいした感想が出てこなかった。許して。

 


-MC-

帝統「理鶯さ~ん!」かわいい。

ハマ、パトカーで遅刻。意味がわからない。かわいい。

リムジンだけでなくパトカーまで爆発させる17歳。かわいい。

ヒプマイドリンクのくだりもそうだけど、遊んでるぽっせにノリにいく二郎かわいい。1日目もなにかあった気がするけど定かではない(何のためのメモだ?)

ラジオのくだりの山田兄弟。かわいい。

 

シンジュクが戻ってくるくだりだけでこんなに尺使ってもらえるのすごいな。
オタク「おかえり~!」
一二三「ただいま!」
一郎「実家!?」
独歩「実家のような安心感」
一二三「メンゴリーヌ」
かわいすぎる。大泣き。

 

こなみかんあるコメントする先生と、その両隣で爆笑してるおさななマジでかわいいな。

MCでデスリスに触れる左馬刻くん。ラブ、愛、感謝、ビッグマハロ。

一郎「BBQ」で、「それそれ~」ってする一二三と二郎。

帝統はロマンチスト! 夢野に指摘されてちょっと照れてるのめっちゃかわいい。

 


19. Hoodstar / Division All Stars

好き。
(1日目と同じ感想だな? ボキャ貧か??)

 

「たちまちに」の一二三。なんだ????

 

シンジュクパートの冒頭、先生の直前で全力の絶叫するおさなな愛おしいな~と思ってたけど、シンジュクは3人とも1日目の同曲より殺傷能力高めで良かった。この曲でそういう感じ!?というのは置いておくとして、これがバトルグラウンドのシンジュク……。王者……。1日目にノリノリでブリート作ってた人たちとはたぶん別人……(別人ではない)。

 

一二三の「楽しいっしょ?」が完全に独歩に向けられていて泣いた。
独歩も一二三を見て「しょうがねーな」って言ってくれてる〜! こっちくんなよみたいな動きしてるけど、おさななは表面的には一方通行なので解釈に合います。

 

Cメロの一二三絶好調じゃん。シンプルに好き。

 

ラスサビ、ディビジョンごとに自由でいいな~と思ってほほえましく見てたんですけど、
あああああああああああ!?!??!!!
麻天狼おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ

う…………(大号泣)

ラスサビの麻天狼定点カメラ映像ください!!!!!!!!!!!!!
あるでしょ????????あるよな?????
いますぐ売ってくれ頼む。お金なら帝統が払います!!!!!!!!

 


-中王区のくだり-

下郎どもが、それぞれが演じているキャラっぽく話を聞いてるのかわいいですね。左馬刻が勝手に座ってるの、いかにも中王区を舐め腐ってて好き。

 

無花果様「麻天狼」に反応してるおさななにちょっとびっくりした。
社畜根性で返事してる独歩と無花果様=子猫ちゃんな一二三かな?
かわいすぎるでしょ~。思わずニコニコしちゃったよ。
これまたBBBのドラマパートですけど、独歩は意外と、中王区の役人たちに言い返せる(先生に止められてたけど)んだよな~ということを思い出して、この観音坂独歩がかっこいい大賞2020でまた優勝した。

 

14の立ち絵をマネするぽっせ。

 

獄さんの「ふたつある」で数を数える独歩(なぜ?)

 

独歩「みんなキャラが強い」
これ、全然拾ってもらえなかったのに2回繰り返してたところまで含めて独歩だなぁと思った。先生と一二三は笑ってたけど(麻天狼~!)
大丈夫だよ、新ディビ追加された今でも、独歩がいちばん人気なことに変わりはないから……。
(これは完全に余談ですが、普通、人気順とかレートの話って荒れるから避けられがちだと思うんですよね。でもヒプマイはどこの何を調べても「独歩がいちばん」と明記されていて、それに対する反論もほとんど見当たらないのがすごいなと思う。観音坂独歩、さすが圧倒的「リアル」……)

 

一二三が誰よりもお辞儀が深いのすげ~~~~~~~~~~わかる。大好き。

 


20. ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- SP Ver. / All Cast

今更だけど、銃兎やっぱり声でかいな。

 

理鶯くんの「今日の具材は~」は両日とも3人でカメラ。

 

「ネオン~」の独歩かわいい。疲れた社畜の姿が見える……。

 

最後の退場するところ。ピースする独歩、投げキッスの一二三、打ち抜いてくれる左馬刻と銃兎。

 

5thの発表ってこのタイミングだったのか。新ディビのCDにシリアル付けるの賢いな……と素直に思いました。

 


最後にキャスコメ、一応見た。

BB
山田兄弟があまりに山田兄弟すぎる(語彙力)

 

MTC
個人的にはこのサイズ感(左馬刻がいちばん小さい)がしっくりくるんだよね。ずっと上見て喋ってるのかわいすぎるでしょ。

デスリスの話してる!!!!!!!!!(歓喜

1日目TDD衣装の左馬刻の膝上に触れてる(歓喜
「ぱかー!」 左馬刻と銃兎がこんなにかわいい。

当然のようにオタクのテレビが壊れた前提で話してるハマかわいい。
やっぱり最高にギャグ枠。

 

FP
ぽっせは逆に乱数がでかいのがいいんだよな……。

乱数「初めて本当のこと言えた」
ほんとだwwwwwこれめっちゃかわいかったwwwww

意外とあっさり終わってびっくり。


麻天狼
シンジュクの女なので3人並んでるだけで尊い
というか独歩でかいな!?思ってたよりでかい。

ハンドサイン教えてくれるくだりかわいいんだけど、最終的に先生と独歩が淡々と会話してるだけになってて面白い。

 

先生「クールに見えて、静かに燃えてるんですよ」
わたし「両サイドわりとふつうに(動きとかが).うるさいですよ!?!?!??!」
先生「大人ですね、我々」
おさなな「ふふふふふ」
わたし「あのふたり29歳幼稚園生ですよ!?!??!!???!?!」


おわり!

🎤4th円盤(1日目)初見のメモ

1ヵ月半くらい前に突然ヒプマイにハマったオタクが、漸く4th円盤を入手。

 

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 一二三推し、幼馴染大好き、麻天狼箱推し。左馬刻が好きで、帝統を愛さずにはいられない。
先に言っておきますが、これはあとで効率よく円盤を見返すための覚書なので、内容はめちゃくちゃ偏っています。

 

HYPNOSISMIC –Division Rap Battle-4th LIVE@OSAKA《Welcome to our Hood

 

■DAY1(2019.9.7)Playground

 

01. Hoodstar / Division All Stars

好き。……1曲目から語彙力が瀕死状態ですが、大丈夫?という感じだけど、この曲が本当に好きなので仕方ない。もともとメロディアスな曲が好みなので、ラップは完全に異文化です。

 

山田三兄弟、木村先生は言わずもがな、弟たち(の中の人たち)もラップが上手なので、「これが…… あの一郎のトルソーをトレースした次男坊(と三男坊)……」と驚かされる。じろさぶが出てくるたびに同じことを言っているので、2曲目以降この感想は割愛。

あとこれはめちゃくちゃ褒めてますけど、二郎(の中の人)が内斜視気味なのめっっっっっっちゃ好き。内斜視は美人の印。

 

碧棺左馬刻が3次元にいる! ……と思ったら浅沼晋太郎だった(はい?)

 

銃兎の赤手袋がえっちすぎて直視できない。知ってたけど。知っていてもできない。

というかハマの再現度がえげつない。これ2.5じゃなくて中の人ライブですよね?? 理鶯くんあまりに馴染みすぎてて逆にスルーしそうになった……。

 

 帝統もラップがうますぎる。キャラ解釈に合うので全然アリです。野津山くんを発見してくれた運営のみなさん本当にありがとう!

 

一二三がとにかく楽しそうでわたしも幸せ。と言いつつ独歩の感想しかメモってなかった(何故?)

・一二三と一緒に「ぐびぐび」してくれる独歩
・最後に裏返る声。1曲目からキマっている
・シンジュク直後の全員パート「願いを」

 

 

02. ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle- / Division All Stars

左馬刻に赤ちゃん言葉で話しかけられたい。生まれ変わったら左馬刻の子供になる~~~~~~オギャァ~~~~!!!!!

 

自分以外のときに、ブクロシブヤは後ろで揺れてるのに、ハマジュクがあんまり動いてないの解釈に合いますね。 

 

一二三の「ぐちゃぐちゃでしょ?」の言い方がもともと嘲笑うようで好きだったけど、音源より攻撃的な気がして好きすぎる。ありがとう。

 

独歩の「自他共に認めるサイコパス」を感じられるのが、今のところ、中の人がやたら笑顔でシャウトしてるところくらいしかないなぁと思いながら見ていた。

 


03. What’s My Name? / 毒島メイソン理鶯

ヨコハマからなんだね!?(そこ?)
ハマのソロ曲、3人ともMTCへの愛が溢れているので好きです。

 


04. ベイサイド・スモーキングブルース / 入間銃兎

彼の孤独をひしひしと感じるのがしんどい。ドラパで過去に言及されてる(=視聴者として知っている)からそう思うのかもしれないけど。

 

というか、噂のシガーキス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
左馬刻と銃兎がお互いにそこまで気を許しているというか、信頼し合っている表れなのかな。グッときちゃうなぁ。
……って冷静ぶってるけど、現地で見てたら「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアウオオオオオオオオオオオオオオオオオサマトキイイイイイイイイイイイイイイイイイイアアアアアアアアアアアアアア」みたいな声出してたと思う。

 

 

05. G anthem of Y-CITY / 碧棺左馬刻

「おにぎり」がライブでも「おにぎり」感あったのはちょっと面白い。わたし、左馬刻のことギャグ枠だと思っているので。大好き。

 


06. シノギ(Dead Pools)/ MAD TRIGGER CREW

この曲でアップ(裏拍)アクセントで煽ってくる銃兎は嫌いじゃない。

 


07. おはようイケブクロ / Buster Bros!!!

ハマとの温度差!
思ったより音源に忠実でびっくりしたし、この3人の安心感すごい。

 

08. センセンフコク / 山田二郎

……冷静に考えて、「音楽原作」なのに2年間でソロ曲1曲ずつしかなかったのウケますね(ウケません)。

炎の演出、二郎個人のキャラクターとしても相応しいと思うし、銃兎ソロのスモーク(ドライアイス)との対比という意味でも完璧。これを考えた人に3,500万円を差し上げたい……。あっこれは電車で拾いました(おや?)

 


09. New star / 山田三郎

照明がとにかく綺麗。レーザーの美しさを確り見せてくれるカメラワークもありがとう。三郎の曲は、音源だけ聴いてると(良くも悪くも)さらっと流しちゃうんだけど、ライブでは見入っちゃうな……。

 

 

10. 俺が一郎 / 山田一

これ、最初に世に放たれたソロ曲のはずなのに、イントロのラスボス感がすごい。主人公ではなくラスボスです。

もうね、木村先生ラップうますぎてね、一郎が優勝で良いと思いますよ。

 


11. BB's City / 山田二郎 & 山田三郎

かわいいの大渋滞。

・踊ってるかわいい
・じろちゃんベロ出してるかわいい
・さぶちゃん猫探してるかわいい
・踊ってるのほんとかわいい
・さぶちゃんパートのとき、じろなにしてるの? かわいい
・踊ってるのかわいい
・喧嘩してるのかわいい
・ふたりとも楽しそうでかわいい

いやほんとかわいいな!?!?!?!?!!?!?

 

 

12. Nausa de Zuiqu / 山田一郎 & 碧棺左馬刻

この広さでバクステ(orセンステ)ないの? って思ってたらあった。よかった。

……あのさ、これ全裸ですよね?
座ってるとき、一応腰の上にタオル乗せてる左馬刻と、タオルを肩にしかかけていない一郎。これは全裸。なるほど。理解しました。

 

 

13. □□□メドレー(Everyday~Tokyo~ヒップホップの初期衝動~Re:Re:Re:~TONIGHT~0:00:00)/ □□□

 

 

14. 3$EVEN / 有栖川帝統

いや~~~~ほんっとうにラップうめぇなオイ!!!! ちょっとした動きまで含めて、ライブでの帝統が大好き。
経験や努力による裏付けのない、完全な「才能」なんだろうなと思わせられるところが好い。

 

 

15. シナリオライアー / 夢野幻太郎

モニターに流れる歌詞を見てて思ったけど、夢野が4月生まれという時点で最初から全部嘘だったのかな。最新のぽっせドラパ聞くまで気が付かなかった。

乱数まで泣いているのがちょっと気になる。

 


16. drops / 飴村乱数

モニターにクソデカ文字で「乱数」って出てくるのちょっとおもしろい。きっと「乱数」を「らんすう」って打って変換して貼り付けたんでしょ……。

最後の方、ぽっせ3人で飴ちゃんを振り回しているのがかわいかった。飴ちゃんが色違いなのも地味に凝ってる。

 

 

17. Stella / Fling Posse

ぽっせクソデカお気持ちタイム。

 

いや~~~~~~、見入っちゃったよ。
ラスサビで白いピンスポ?に照らされて、それまで暗かったステージ上が少しだけ明るくなったところ。3人が肩を並べて、ハンドサインを掲げて立っている姿を見るだけで鳥肌が立った。5thも良かったけど、やっぱりお客さんがすぐそこにいる会場で歌うという「ライブ感」に勝るものはないだろう。見ている間なにも文字を打てなかったくらいだし……。きっと現地で見ていた人たちはもっとこう、クソデカい感情が溢れたんだろうな(突然のボキャ貧)

 

 

18. シャンパンゴールド / 伊弉冉一二三

ひふみ、好きだ。ひふみが今宵のプリンセスだぞ!(はい?)


「かませ、独歩くん」からのおさななハイタッチ、ちょっとだけ手を握り合ってるのがもうなんと言っていいのかわからないくらい最高。おさなな推しは息が苦しい。

 


19. チグリジア / 観音坂独歩

先にどうでもいいことを言っておくと、独歩のTシャツの模様(?)が、モン〇ナのロゴかと思った。

 

「俺のせい」で独歩の影だけ映していたのが良すぎてひっくり返った。
というか、一二三ソロと独歩ソロのカメラワークの差が天才すぎる。

  • シャンパンゴールド
    :一二三の(ホスト以外の)パーソナルな部分にはあまり触れず、どちらかと言えばパーティーソングだと思っているんですけど、踊る先生と独歩や客席を広く映して、会場全体がぶち上がってる様子を確り見せてくれている

  • チグリジア
    :独歩個人の内面を歌っている曲だよね。独歩の心情を洗い出すかのように、いろんな角度や距離から独歩を映していて、逆に、会場(客席)や先生、一二三はほとんど映らない

 


20. 迷宮壁 / 神宮寺寂雷

ミサ始まった。

 

21. Wrap&Rap ~3分バイブスクッキング~ / 伊弉冉一二三 & 観音坂独歩

俺の推し(29歳幼稚園児)がこんなにもかわいい。

か、かわいい……、おさなながかわいい…………。
何を見せられたのかわからなかった…………。


↓ ここから2回目に見たときの感想

  • いちばん最初からテンションぶち上げの独歩
  • 一二三を紹介するのに跪く独歩
  • 画面が2分割なの純粋にありがたい
  • 「手でちぎる」の独歩がかわいい。というか、このあたりから独歩が必死で料理してるのちょっとおもしろい
  • 一二三が「両面」で手のひらをクルってするのかわいい
  • 「これまさに惚気」 えっ……? 惚気られてるの……?????
  • 「時間がないよ」でくるくる回ってるのなんなの??? 29歳の幼稚園児なの???????????
  • 独歩はほんとうに一二三の料理好きなんだろうなぁ。だって最後の「おいしそう」と、ブリートに噛みつく独歩めちゃくちゃ嬉しそうだもん

↑ ここまで2回目に見たときの感想

 


22. パピヨン / 麻天狼

天国はここにあったのか。

 

 一二三が独歩起こしてる…………。目が合ってる………………。

 

「今日はみんなで釣りだぜ?」で上目遣いで独歩を見てる(たぶん目が合ってる)一二三かわいすぎませんか??????? ジュエルな美貌の上目遣い???????????? それを独り占めする限界社畜?????? は~~~~ちょっとよくわかりませんね……。

 

「麻天狼」で顔を見合わせてるのほんとうによすぎる……。ああ……、ふたりとも楽しそうだ……。そのあとの「破天荒」で独歩を指す一二三。

 

先生が楽しそうなもかわいい。というか、先生が楽しそうだと嬉しくなるよね。

 

途中、一二三の人格が混ざっちゃってるように思える箇所があるんですけど、「一二三~ライブ楽しかったんだね~!」と思えばすべてを許せる。

 

ラスサビ前、先生とそれぞれが目を合わせて笑うの尊すぎでは????

 

「そうだよ、独歩ちん!」
ひふみ!!!!!!!!!!!!!!!お前が世界一かわいいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3人の後姿を見て、シンジュクの優勝を確信した。パピヨン」という、アラサー3人が海釣りに行くだけの曲で優勝した。

 


23. GO ON / GADORO
24. ROLLER COASTER / GADORO
25. クズ / GADORO

 

 


26. T.D.D LEGEND / The Dirty Dawg

あ!!?!!?!?!!!?!?!??!!?!? 衣装も着替えてくれた??????? 左馬刻の膝上しか目に入りませんが????(下心丸出し)

 

は~~~かっこよすぎてなんも言えない。これはTDDが優勝。

 

 先生「なんでやねん」を聞いてまた、先生が楽しそうでよかったな~(ニコニコ)ってなった。

 

 

-MC-
わたしは、アプリゲームの話をしているときに、目をあわせてうんうん頷いてるおさななを見逃しませんよ。

 

独歩の中の人「独歩の情緒についていけるか不安」(意訳)

 


27. ヒプノシスマイク-Division Battle Anthem- / Division All Stars

アンセムの左馬刻くん、一郎への殺意がバチバチで好き。二郎に絡みにいく銃兎も。こういうの、番手ごとに歌う曲をライブでやってくれる醍醐味だよね……。

 

 先生のとき、おさななが背中合わせの完全シンメで「ふん!」ってしてる?? してるよね???? 一瞬だけ映ってるよね?????????? わたしは見逃しませんよ(2回目)

 

ものすごい勢いで飛び出してくる帝統を愛するなという方が難しい。

 

独歩のときぶっちぎりで盛り上がってる先生と一二三(大泣き)

 

最後の「やられるかだ」で頭打ち抜く左馬刻くんが素晴らしくかっこよすぎた。左馬刻くんは動きが左馬刻くんなので(?)、「碧棺左馬刻かと思ったら浅沼晋太郎だった」状態に陥りがち……。

 

 この曲の最後あたりから次の曲まで、シンジュク3人がずっとシンジュクのハンドサインしてるのもかわいい。みんな共通の?ハンドサインしてるのに先生だけシンジュクハンドサインのところもあったな……。

 

 

-中王区のくだり-

一二三、ジャケットを着ているから無花果様にも笑顔向けてるのえらい。


 「オオサカ・ディビジョン」で盛り上がった会場が、「どついたれ本舗」でちょっとだけ「!?」ってなったのおもしろい。

 眼鏡が増えた。 

 

こういうときに自由なシブヤほんとうにかわいい。

 

 


28. ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- SP Ver. / All Cast

ハマの「Welcome to the~」の銃兎の声大きすぎて笑った。好き。

 

理鶯くんの「あなたで決まりました」で3人並んでくれるのが、もはやありがたい気持ちになった……。音源だけ聴いていたらこの3人がそういうことをするようには思えないし。でも、こんなこともするんだ!というのがわかるからライブはいいな~!

 

ジュクの「Welcome to the~」は、おさなながまたシンメの動きをしていたのが良かったです。

 

独歩は最後までキマってたな。

 


おわり。


2日目のメモはこちら。

tamagokaketapioka.hatenablog.com