はじめに。
備忘を兼ねて、私が思ったこと・考えたことをすべて書いています。できる範囲で表現には気を遣いましたが、ふつうのオタクのただの感想でしかないです。誰かやなにかを攻撃したり非難したりする意図はありません。あと、カリグルの感想と言いつつほとんどジエレと中本さん(ジョバンニ/戌峰 役)の話しかしていません 。
今回もteam柊を隅から隅まで褒めまくっています。安心して読んでください!
新ミュージカル「スタミュ 」スピンオフ team柊単独公演「Caribbean Groove」 全12公演、おつかれさまでした☆ ☆ ☆ ☆☆
京都劇場 で嬉し涙を流した日から半年。12公演中9公演を現地で観劇してきました。
カリグル超良かった!!!!!!
大千穐楽 後に、会場のIMMシアターにて。
目次
原作アニメ1期をリアルタイムで視聴。長い時を経て、2023年10月、なぜかスタミュ ミュ初代team柊で完全に沼落ちしました。 最推しは辰己琉唯くん。team柊が大好き。ジエレ(辰己&申渡のコンビ)が狂おしいほど好き。 2024年1,2月に上演された「新ミュージカル『スタミュ 』」が最高に楽しくて、しあわせで、今回のteam柊単独公演を楽しみにしていました。そのときの感想は下からどうぞ。
tamagokaketapioka.hatenablog.com
キャストへの感想
申渡栄吾 / アルベール 小椋涼介さん
スタミュ にハマったきっかけが先代のアルベールなので、今回もアルベールに出会えることを楽しみにしていました!
小椋さんの申渡は、原作アニメの印象に近い優しくてたおやかな青年。彼が演じるアルベールもまた、無邪気なクリスを「やれやれ」と愛しむ余裕と温かさがあります。
クリスを守る立場ゆえの芯の強さはそのままに、彼の壮絶な過去と覚悟、そしてその痛みを想起させる脆さを見せてくれた のが、先代との決定的な違いだなと思います。より「人間らしい」って言ったらいいのかな。今回はクリスがかなり無邪気なので、それにあわせて優しいアルベールで良かったです。
個人的な感想ですが、小椋さんは13日マチネでギアが一段上がったように見えました。12日を観劇していないのでなんともですが、その日に先代キャストであり事務所の先輩の北川尚弥さんが観劇されていたようなので、何か良い影響があったのかなと勝手に思っています。
戌峰誠士郎 / ジョバンニ 中本大賀さん
私、この人のこと好きだわ (告白?) 。
中本さんの戌峰くんは、先代とも原作とも違うのに「ちゃんと戌峰くん」という不思議な存在だなとずっと思っています。ジョバンニという役については、ご本人の口から何度か語られているとおり、脚本のハラダ サヤカさん(以下、ハラダ さん) のお墨付き。
中本さんはとにかく歌がうますぎる。何を言っているのかわからない場面がひとつもなかったのと、どれほど感情が昂る場面でも音を外したり言葉を不明瞭にしたりせず、ちゃんとミュージカルをしていたのがすごかった。
私、team柊の技術面の柱は戌峰くんだと思っているんですけど、今回も、心から信頼できる戌峰くんでした。「戌峰くんが演じているのに戌峰くん見えないジョバンニ」が見られてほんとうに嬉しかったです 。
あと、これはジョバンニも戌峰くんも関係ない中本さんへの感想なんですけど、9日ソワレのお見送り会でぞろぞろと歩くオタクひとりひとりの目をいちばんしっかり見て手を振ってくれたのは中本さんだったような気がしました。大千穐楽 の次の日のスペースにもお邪魔して、なんというか、中本さんを推すのは幸せなんだろうなと思った。ときどき(主に藤岡さんに対して) 「新スタミュ ミュからスターが生まれるといいな」というようなことを仰っていますが、個人的には、中本さん自身がそうなってくれたら嬉しい です。誠に勝手ながらますますのご活躍を祈っております。でも戌峰くんは降板しないでねっ。
虎石和泉 / ティエラ 藤岡勇成さん
藤岡さんの仕上がりっぷりには、初日初回でいちばん驚かされました。2月の京都劇場 で泣いてた虎石くんと同じ人!?!? って(笑)
1stのときは軟派な男を真面目に演じているというイメージで、それはそれで好印象ではあったのですが、今回は虎石くんのスマートさが馴染んでいて良かった。誤解を恐れずに言えば、藤岡さん、虎石くんに近づいた よね。
子供っぽいクリスと感情が豊かなアルベール。そんなふたりを相手にする藤岡さんのティエラは、頼もしく、懐の広いお兄さんに見えました。ティエラの劇中歌を力強く歌い上げる姿がまさに「海の男」で、ほんとうにかっこよかったです。
卯川晶 / アンリ 新谷聖司さん
かわいすぎる〜〜〜〜〜!!!!
1stのときも言いましたが、かわいすぎるビジュアルから出てくる男前な声が卯川の魅力。新谷くんがハマりすぎていて、今回もほんとうにありがとうの気持ちです。
新谷くんのアンリは、真面目で努力家な卯川がよく考えながら丁寧に演じているのが伝わってきて、どの場面も好印象でした。クリスが無邪気なわりにアンリが子どもっぽすぎないところが特に卯川らしくて嬉しかったです。
辰己琉唯 / クリス 牧田一成さん
座長おつかれさまでした。
私は初日初回から大千穐楽 までず~~~っと牧田くんのことを見ていましたが、牧田くんの中でクリスと辰己琉唯がそれぞれ別の役として輪郭を持ち、鮮やかに息をする過程が見えたのがとても良かった です。それが楽しかった――という言葉は適切ではないかもしれないけれど、自分の好きなキャラク ターに命が吹き込まれていく様子ってなかなか見られないじゃないですか。辰己のことが好きで良かったなと、今日まで生きていて良かったなと思いました。
まさかクリスが「無邪気で泣き虫なガキ」 になるとは思っていなかったので、けっこう驚きました 。クリスの見せ場が「劇中の成長」 であることは、牧田くん本人の口からも語られていたと思います。前半の子どもっぽさが嘘のように「Oceanality」を力強く歌い上げたと思ったら、アルベールとの別れの場面では泣き虫な少年が顔を覗かせるなど、牧田くんのクリスはまさに成長中の16歳といった感じで、とても愛らしかった。「子どもっぽいクリスが自身の出自を知ることで覚醒し、立派な『王』になる」というのが今回の物語の軸のひとつ で、そこが先代とはまるで違い、純粋に楽しかったです。
たぶん「辰己琉唯が演じている」に近いのは先代なんだろうけど、私は別に先代のコピーが見たいわけではないので(って1stのときも言った) 。クリスだけでなく他のキャラク ターの雰囲気もがらりと変わって、この5人だからこそのカリグルが見られてほんとうに良かった です。
一部のクリスがまったく新しいものだっただけに、二部の辰己がより辰己っぽくなっていた ことにも驚かされました 。こんな言い方をするのもあれですが、辰己らしい声の出し方が上手になったね……。私は原作の辰己のオタクなのでとっても嬉しかったです。
私、いわゆる主人公とか、舞台の真ん中に立って挨拶をするようなキャラク ターを好きになったことが一度もないんです。例にもれず、「スタミュ 」という作品で辰己は主人公ではありません。けれど、「team柊単独公演」に於いては、辰己がいつも舞台の真ん中にいて、辰己を演じる牧田くんが座長。隣には世界でいちばん大切なteam柊のメンバーがいて、大好きな柊先輩、魅力的なオリジナルキャラク ター、そして素敵なアンサンブルに囲まれている。こんな幸せなことがあっていいのかなぁ 。
というわけで、team柊単独公演2ndもよろしくお願いいたします 。演目はお○んくんかな……(牧田くん、藤岡さん、新谷くんの公式Xと、13日マチネのアフタートーク を参照)。
本編感想
全体の流れにそってざくざく感想を書いていきます。先に言っておきますが8割くらいクリスとアルベールと辰己と栄吾の感想+レポです。すみません。
一部
最初の「Caribbean Groove」
やっぱり初日初回でいちばん印象的だったのがこのシーン。5日ソワレにはすっかりみんないい笑顔だったけど、だからこそ初日初回のとんでもなく緊張していた顔が忘れられない (特に牧田&藤岡) 。でも最初から新ミュミュ1stのときよりパワーアップしていたのがわかってとても嬉しかったです。
クリスの新しい衣装がロングジャケットで、飛んだり回ったりするたびに裾が広がったり揺れたりするの豪華でかわいかった。このひと(辰己)のあだ名、「姫」だったわ……。
間奏で相手の海賊にやられそうになっているクリスに、「クリス!」 と声をかけて助けてくれるアルベール。こういうときでも見守ってくれているんだねと思うなど。
「WILD CROWN」
先代カリグルで特に大好きな曲。
すこしだけ、劇中劇が先代とまったく同じなのもったいないというか、新しい曲ほしかったな~と思ったんだけど、「Caribbean Groove」って作中 (スタミュ の世界)では古典ミュージカルなんですよね。そういう意味で、先代と同じ曲を同じようにうたって踊ってくれたのは嬉しかったです。
最初のサビのあと、クリスのターンがゆっくり優雅なの好き。
1番のクリスとアルベールのレポです。「還ってきたぜ」 で肩を組んで、「宝石よりも ひとかけらのDREAM」 で向かい合って→背中合 わせ。ここまでは、配信でも映ってたと思うんですが、その後、「手に入れたスリルに」 でクリスがアルベールにじゃれつくように場所を入れ替わって アップステージ側に移動し、「はしゃいでる」 でアルプス一万尺 の要領(表現力の限界) で手を合わせて踊ってました 。アルベールに遊んでもらって楽しそうなクリスでかわいかった。
「きわどいほど」 のアルベールの踊りが好き。
5人のカップ ス、毎回息ぴったりで良かった。これ舞浜のカリブ海 から蘇ったオタクが喜びそう!と思いました。先代ミュミュ育ちの私ももちろんぶち上がった。やったね。
ここの客降りで、そのままジョバンニが消える演出うまいよね。初日初回、ふつうに「いつの間に!?」って思ったもん……。
クリスとティエラの勝負
ここシンプルにティエラが格上なのがわかって良かった。クリスの「大丈夫だよ」 は基本的に下手側のアンサンブルに言ってるけど、アルベールに告げていた公演もありました。
カリグル名物(?)、 「彼を打(ぶ) つわけにはいかないでしょうがー!」 。最後の3公演くらいが特にうるさくて良かった。「おやめなさい」 から既に、心配というよりもただただ呆れている感が強くて、小椋さんもドラマCDで見られる愉快な申渡栄吾に寄ってきた なと思いました。
その後のクリス「迎えに行った方がいいかな」 の言い方がかわいくて大好き。牧田版クリスってほんとうにアルベールのことが大好きというか、全幅の信頼を置いて慕っているんだなと思います。
甲板にて、ジョバンニとアンリ
ここで「アンリと接しているジョバンニ」は演技だけど、彼は優しい人だから、その感情や言葉まで全部嘘というわけではないんだよね。後でクリスと会話するシーンがあるけど、ストーリー上でネタばらし前・後というのもあって、まったく雰囲気が違うの。そういう天才な戌峰くんを繊細に演じている中本さんがすごい! ……という感想があと何回か出てきます。
「ONE CHANCE」
この曲、ほんとうにすごいと思う。
この場面に於いてはジョバンニがアンリを元気づけるための歌。まだジョバンニの素性が明かされていないから、ジョバンニ役の戌峰くんらしい、明るい元気な曲。
……なんだけど、最後まで観てから(或いはストーリーを知った上で)思い返すと、この曲の全部が 未来のジョバンニ自身に向けたメッセージでもある んですよね。劇中では使われないけど、2番の歌詞が「ぜんぶ失ってもひとつあればいいさ」 から始まるのがすべての答えだなって思います。
「目指す先は あれに見えるは」 のところ、最初はアンリの方を見て彼を気にかけながら歌っていたんだけど、何公演目かでアンリと一緒に遠くを見るようになったのが個人的にはぐっときました。ぜんぶ失ったジョバンニに、もう一度起き上がるチャンスと新たな未来をくれるのはアンリなので 。
ここでストーリー上のネタばらし。ジョバンニというか中本さんこわすぎ……。剣が顔の前を通過するタイミングで表情を変えるのは、中本さんご本人が発案した演出らしいです。
寝る前のクリスとアルベール
ここのクリス子どもっぽくてほんとうにかわいい。ティエラの方に走っていくとき、なんかぽてぽてしてた(?)。
無邪気で子どもっぽいクリスと、優しいやれやれ系アルベール。先代とは全然違うし、たぶん原作の辰己と申渡でも出せない雰囲気だと思う。先述したとおり、想像してたクリスと違うのが出てきてだいぶ戸惑ったんですけど、終盤にかけての成長(というか覚醒)を見せ場にした結果かなとも思いました。これはこれで、まったく新しいクリスが見られて楽しいです。
紗幕を寝室の扉或いはカーテンに見立てて、アルベールが手で開けてるの良かった。
「懐かしの丘」(その1)
この曲すごいよね(2回目) 。どこか遠い場所にある綺麗な景色を君に見せたい、いつかふたりで見に行こう。って、いまどきプロポーズでもそんなこと言わないよ……。
初日初回から、すくなくとも私が見た公演では一度もミスらず、毎回丁寧にうたってくれてほんとうに嬉しかったです 。そのうえで大千穐楽 がいちばんきれいにハモっていて感動しちゃった。配信で見てもぴったり音がハマっていて素晴らしかった……。
この曲の最後に、クリスの左手をアルベールが両手で握る。そして「おやすみなさい」でアルベールが離れていったあと、クリスが 左手を嬉しそうに見つめている のが印象的だった。アルベールのことが大好きな子どもだと思っているので、クリスよかったね……って愛おしい気持ちでいっぱいになります。
あとこれは姫と騎士の辰己と申渡が好きな身として拘らせてほしいんだけど、クリスがアルベールの手を下から取るの(この場面以外でも)ず~~~~~っと気に食わなくて、途中で変わらないかなって思ってたけど最後まで一度も変わりませんでした。オタクの負け(?)。
大人の時間。アルベールとティエラ
アルベールの「生きる理由」、クリスへの想いをしっとり語った後、ティエラの「クソ真面目な奴」 に対して、「おや、君がいい加減すぎるのでは?」 と気丈に言い返すアルベールが好き です。
team柊の5人が演じる役はけっこう年齢が離れていて、上から順に、ジョバンニ(23)、ティエラ(22)、アルベール(20)、クリス(16)、アンリ(13)。作中で何度も「君はまだ子ども」というような台詞が出てきますが、アルベールとクリスの間に大人・子どものラインを引いているということを印象付ける場面でもあるのかなと考えながら見ていました。カリグル自体がクリスとアンリの成長物語でもあるので。
「あの頃のまま」
アルベールくんかっこいい~~~! ※私はアルベールが好き
どこかのアフタートーク で小椋さんと藤岡さんが「楽しい」と挙げていた曲。ふたりとも(といっても私は現地では小椋さんばかり見ていましたが) この曲はわりと初期から表情が良くて、歌もダンスものびのびしているように見えました。ほんとうに楽しかったんだと思う。ふたりとも、後半はしんどい曲があるもんね……。歌って踊れてかっこいいふたりがアルベールとティエラで良かった と素直に思った。
アルベールとティエラも新キャストならではの関係というか、ティエラがよりお兄さんらしくどっしり構えている印象。作中のアルベールはクリスや故郷への想いを吐露する場面がおおいけれど、なんでも言えて喧嘩もできる「友達」はティエラ なんだろうなと思います。だからこそ、こうやってアルベールから勝負を仕掛けるんだろうし。
この曲の好きなところはたくさんあるけど、Aメロのティエラの「俺を睨んだ 負けん気の強いその目 痺れたぜ」 がいちばん好きかも。
そういえば、私は小椋版申渡と藤岡版虎石の「CROSS×TALK 」が見たい ので、2ndでぜひよろしくお願いします。 ダンサーは空閑と辰己だと嬉しい。
「夢*冒険パイレーツ」
新谷くんのアンリがただただかわいくて感謝。どうしてもしんどい場面がおおいので、こういう時間は大事だよ。
作中ではアルベールとアンリのシーンはほとんどないけれど、アンリもアルベールの宝物のひとつ。アンリが楽しそうに笑ってくれていて、アルベールも嬉しいだろうなと思います。もちろん、ジョバンニもね。
クリスとジョバンニの「約束」
ここめちゃくちゃ良かった! 会話が成立しているのにしていないというか、ジョバンニにクリスとまともに取り合う気がなさそう。ジョバンニが本性を表した後の最初の出番だからだと思うけど、声も表情も、アンリとふたりでいるときとは全然違う。戌峰くんと中本さんの豊かな表現力に、ただただ恐れ入りました。
ここのクリスも無邪気でかわいかった~。ジョバンニの方がだいぶ背が高いので、下から覗き込んでいたのほんとうに子どもみたいだった。「仲良くしてほしいな」 で飛びつくところとか、宴に顔を出すと言ってくれたときに前のめりになって喜ぶのも好き。それと、その後の小声の「やったぁ、ジョバンニ」 がめちゃくちゃかわいい 。ちなみにこの部分、14日マチネだけ「ありがとう、ジョバンニ」 でした。
あとこれXにも書いたんですけど、アフタートーク で牧田くんがこの「やった」と同じ声で笑っていて、これが牧田くんの素の笑い方であることに驚きました。
中本さんのスペースで「クリスは賢いから、この場面はジョバンニに違和感を覚えて探っている」というようなことを仰っていたけど、個人的にはそうは見えなかったんだよなぁ。
ジョバンニとアモルテ
ジョバンニの葛藤……というか、まだ無意識のわだかまり が見られるシーン。アモルテの初登場シーンということもあり、空気ががらりと変わって、息を詰めて見入ってしまいました。
陸に戻って。アルベールとピエール
ピエール初日から楽日までず~~~っと演技うまくてすごかった。もちろんジョルジュもアモルテも、サブキャストの質が高くて引き込まれる。原作のファンとしては感謝しかありません。
どうでもいい情報ですが、アルベールがピエールに差し出すパンは2種類ありました。あんぱんみたいな丸いパンと、短めのフランスパンのような細長いパン。6日マチネあたりで、ピエールに渡さない方のパンが袋から飛び出て客席に落ちるというハプニングも。
今回のピエールは16歳。ピエール自身が「同じくらいの年の王子様」と言っているとおり、クリスと同い年です。そんなピエールにアルベールが「君と同じくらいの年の家族がいる」 と告げたうえで、「君はまだ子どもでは?」 と尋ねるのが、やはり、アルベールにとってのクリスはまだまだ子ども なんだなと。
ピエールが、アルベールを連れて来たことをジョルジュに咎め られそうになったときの「わけがあるんだ」 の言い方がすこし幼いんですよね。また、ピエールには両親がおらず、自分を守るために亡くなったと言っています。この話を聞いているときのアルベールは絶対にクリスのことを思い出している。賭けてもいい。
明言されていないけれど、ピエールにとってのジョルジュって、クリスにとってのアルベールに近い存在なのかな と思いました。
「CRY」
今回のカリグルでいちばん、客席が舞台の一部になった場面 だと思いました。ジョルジュ役の健人さんがめちゃくちゃかっこいい。声もいい 。
曲の途中でレジスタ ンスに扮したアンサンブルが降りてきて、通路にしゃがんで=我々観客と同じ目線になってジョルジュの演説を聴きます。現地の前方だと、ここの没入感がすごい の! アンサンブルの力強い歓声に飲み込まれて、私もジョルジュについていきたい、一緒に戦いたいと思える素敵な場面。
アフタートーク で来てくださった皆さんが口々に褒めて、「自分が演じるならジョルジュがいい」と言っていたのもめちゃくちゃ頷ける。現地で一緒に見ていたオタクのみんなもそう思うよね?
迷うアルベールとティエラ
やっぱりティエラと話しているときのアルベールは気丈でかっこよくて、大好きだなと思います。
このシーン、後ろのレジスタ ンスの動きが何回か変わりました。ピエールという、クリスと立場の近い子どもが戦いに出る過程が、より丁寧に描かれるようになったように思います 。特に印象的な「俺にも武器を」 という台詞は、最初はアルベールのソロ曲の合間で、途中でモーションだけになって、最終的に今の位置になりました。たぶん。
「NEVER LOSE CRUSING」
比較的シリアスな流れでこの曲、ふつうにかっこよすぎてずるい。
ティエラはひとつ前のシーンで「仲間だから危ないことをしてほしくない」 と本音を漏らすも、アルベールに「らしくありませんね」 と流されているんですよね(ちなみに私はこのアルベールが好き) 。その場では何も言わず、この曲の後でアルベールにとっていちばん大事なものを提示して再考を促す、でも止めようとはしないのが、なんというか、ティエラは生粋の海賊なんだなと思います。藤岡版ティエラ、海が似合う男すぎてほんとうに好きです。
船の上から丘を見る。クリスとアルベール
さっきまで泣きそうだったアルベールが、クリスが現れたらいつもどおりしゃんとするから、逆にこっちが泣いてしまう。 アルベールはずっとそうやって生きてきたんだろうね。
何も知らない無邪気なクリスに「懐かしい気がする」「初めて来た場所なのに」 と笑顔を向けられたときのアルベール、すこし動揺しつつも、いつもどおりの優しく笑って「そうですね」 と応えます。
寝室へ向かうクリスを引き留める「あの」 。この一言が、最初の方の公演では何かを決意したように力強かったのに、11日マチネから絞り出すような声に変わっていました 。
でも本当のことは何も言えず、クリスに聞こえないようにそう溢した言葉が、「おやすみなさい、我が王子」 こんなん泣くって……。
もうさ~、ここのアルベール、いったいどういう気持ちなんだろう。 世界でいちばん大事な人を守るために秘密を抱えることと、その相手に嘘を吐くことは同義で、幸せだった過去の思い出を共有することすらできない。あと、ハラダ さんのXを見て気づいたのですが、アルベールは昔、クリスのことを「クリス様」と呼んでいたはず なんですよね。「王子様」と「家臣」という身分を捨てたから、それも許されなくなってしまった。
決して長くはありませんが、いろいろな感情で胸が締め付けられる場面でした。
「真実のゆくえ」
初日初回、この曲のダンサーがクリスでほんっっっっとうにびっくりしたしめちゃくちゃ沸いた 。
「どうすれば守れるだろう」 のところ、最初の方はアルベールがクリスの右頬に手を当てていて、ほんとうに大事で大切で堪らないんだなと思いました。何も知らないクリスが、不思議そうにアルベールを見ているのも切ない。
あと、配信では映っていませんが、アンサンブル6人のうちふたりが銃を構え、残りの4人が二人一組でクリスとアルベールを演じて、アルベール役がクリス役を守るような動きをしていました 。ああもうほんとうに泣いちゃう。
間奏はいわゆる回想シーン。アルベールって結構強くて、貴族剣術の達人みたいな設定があったような気がするんですけど(気のせいかも。ハラダ さんのXを探せば出てくるかな?) 、このとき7歳くらいと考えるとさすがに……と思わざるを得ない。クリスを守るために必死に生きてくれてありがとうね。
アルベールは「愛」と「誇り」を天秤にかけて「誇り」を選んだわけですが、「あの空の下で 私たち 笑い合う それこそが本当の答え」 と最後に歌っているとおり、アルベールは、平和がもたらされた国でもう一度クリスと笑い合いたいと思って戦地へ向かう んですよね。それは「愛」だよね。
「The time has some!!」
この曲、純粋にかっこよくて好き 。曲調も、全員がそれぞれの心情をうたっているのも、いかにもミュージカルっぽい。
最初にクリスが歌っているところで、アルベールは花道(客席通路)ですこしだけ立ち止まって、舞台の方を見ています。
舞台に戻り、「この身が尽きようと」 と力強く歌い上げるアルベールからは、底知れぬ覚悟が感じられます。でも、ここでクリスとの別れ(≒己の死)を悟ってでも「誇り」を守るために戦火へ飛び込むのが、アルベールのかっこいいところ なんですよね……。好きだ……。先代は使命感に突き動かされているような、ある意味での潔さがあったと思っています。けれど今回のアルベールは先代に比べて優しくて感情が豊かだから、葛藤はなくても未練があるというか、それこそ死んだ方がマシなくらい苦しみながらクリスから離れた んだろうなと。最後に小さな声で「クリス」とつぶやいてから戦地に赴く のがさ、どうしようもなく 「愛」だよね 。
船の上で仁王立ちのティエラ、純粋に絵面が良すぎ 。アルベールを案じながらも、「行くな」とは言わない兄貴、潔さがあります。あらためて、藤岡さんめちゃくちゃ歌上手くなったよね……。
ここでジョバンニの葛藤が露になるのもなんか、タイミングが悪いというか、悪すぎて良いというか 。アモルテの演技も日によって少しずつ違って、でもどのアモルテも絶妙にムカつく(笑)。好きです(笑)
ちなみにこの曲の間、クリスは唇の動きだけで「アルベール」と何度かつぶやいています 。現地で見た。
海軍の襲撃
自分たちの命が狙われていることよりもアルベールの心配をしているクリス。ほんとうにアルベールのことが大好きで心配で、なんか、君たち似た者同士だね。
ジョバンニの裏切り
この場面の迫力すごかった。 なんか、もう言わなくてもわかるよね?って感じなので何も書かなくていいですか……。
戌峰くんと中本さんの演技力が存分に発揮される場面のひとつで、牧田くんはほんとうに殺されると思ったくらい怖かったらしい です(中本さん談) 。
カリグルのストーリーを最初から思い返してみると、ジョバンニを説得できるのはアンリしかいない んだよね。宴の後の甲板の場面、つまり、まだストーリー上でジョバンニが裏切り者だと明かされる前に彼が発した言葉をなぞって、アンリがジョバンニのほんとうの気持ちを引き出していく。とても優しい場面だと思います。
解放されたクリスがアンリと抱き合うシーン、たぶん13日マチネでは、クリスがアンリの頭を撫でていました。まさに首を撥ねられそうになって怖かったはずなのに、クリスはアンリに対してはずっとお兄ちゃんなんですよね。
ティエラがジョバンニにかける言葉は5日ソワレか6日マチネあたりで今の声色に変わって、そのまま最後までやってくれたのが個人的にはかなり良かったです。
「TOP SECRET」
わりと最初の方のアフタートーク で小椋さんが「アルベール役としては聴くとぐっと上がる曲」 というようなことを仰っていたのが良かった。一方の中本さんは「ジョバンニは既に知っている内容なので、直前のやり取りを引きずって呆然としている」 と。現地ではクリス以外ほとんど見ていなかったのでジョバンニがどんな顔をしていたのか知らなかったのですが(ごめん)、言われてみれば確かに、と思いました。難しかっただろうな、ここのジョバンニ。
この場面も、初日から大楽にかけて演出が調整されていました。全部それぞれ良かったので記録がてら……。 最初はティエラがクリスを見つめたり、アンサンブルの方を振り返ったり、あちこち見ていたような気がする。記録と言いつつうろ覚えですが(笑)、「クリスに強く語り掛ける」 という点は変わっていません。 1回目の休演日開け、ティエラはアンサンブルの方を一切振り返らず、クリスだけを見つめて必死に言い聞かせるように 。この演出のティエラは、アルベールの苦しみを知っている彼だからこその熱い説得力がありました。 そして2回目の休演日開けに、少年アルベールの台詞「この世で一番(略)ふたつの宝物なんだ」 のときだけ、クリスとティエラのふたりで少年アルベール役のアンサンブル (センターにいる内山さん) を見つめる 演出に変更。これめちゃくちゃ良くて、正解!?と思いました。
あとは公演によってクリスに跪いたり、クリスの胸を叩いたり、ここのティエラ兄貴ほんとうにかっこよかった……。クリスがティエラを押しのけて力強く立ち上がるようになったのは最終形態のときだったと思います。
あ~~~もう~~~クリス泣いちゃうからやめてよ~~~~~~!!!!!
「Oceanality」
クリスがアルベールを抱き締めて「君のために何ができる?」 と問うところ、現在のアルベールではなく傷だらけになった少年アルベールを守ろうとする演出 だと気づいて胸が痛くなりました。ここ最初の方の公演ではクリスがアルベールの顔を下から覗き込んでいた(少なくとも私の席からはそう見えた) から、アルベールがより子どもであることに思い至るまでに時間がかかりました。なぜ抱き締めた?ファンサービス?と不思議に思ってた……。
9日ソワレ、牧田くんが冒頭のサビでかなり豪快に歌詞を飛ばして、アルベールを抱き締めるところで突然、「君のことを守りたい!」 って歌い始めたのね。少年アルベールを目の当たりにして、激情がそのまま言葉になった 感じがして、私はそういうライブ感は嫌いじゃないから、けっこう良かったです。でも、その部分の歌詞は「今日も海は美しい」 が正しい 。
私この曲が大好きで、先代の音源をいつも聴いているんですけど、実は、「濡れた髪の雫さえ 美しい」 が、誰を指しているのかピンときていなかったんですよね。クリス自身のことだろうと思いつつも、もしかしたら自分のために戦うアルベールを見てそう思ったのかもしれないし。でも、それは先代の凛としたクリスだからそう思ったのであって、牧田版クリスの「Oceanality」は、「濡れた髪の雫さえ 美しい」のはクリスで、その美しさはアルベールによって保たれていたもの なんだと思いました。
この曲を力強く歌い上げていたのが、なんというか、新鮮だった。辰己っぽいのは先代なんだろうけど、牧田版クリスは前半が子どもっぽい分、やや粗削りな覚悟が際立つかっこいい「Oceanality」でした。アルベール、君の宝物はこんなに立派に成長したよ……。
この曲でも、途中でアンサンブルが二人一組でクリスとアルベールを演じてくれていました。
先代だけどサブスクに入ってるから聴いてね。
music.apple.com
ジョルジュの死
もう飽きるほど言われてると思うけど、ジョルジュの剣筋が美しすぎる。
ジョルジュが亡くなるところを見るのはつらいけど、泣き叫ぶピエールを見るのはもっとつらい。ピエールはここで戦線を離脱します。 演出の都合かもしれないけれど、アルベールならきっとそうさせると思いました。
どうでもいい情報ですが、この次の場面で何回か紗幕が閉まりきらず、アルベールが剣で叩いて無理矢理閉めていました。あと「国王陛下と女王陛下」 でアルベールが斬っているのはアモルテ役の柊木さん です。この後の「Caribbean Groove」でもアルベールと戦っています。
戦地へ。赤い衣装を身に纏って
クリスの「アルベール!」 (クソデカい声)、何度聞いても安心する。メタ的に勝ち確演出なので……。
ジョバンニのノールックぶん投げナイフかっこよすぎ 。これ現地で見たときに、最初何が起きたのかわからなかった。確か、5人の中で戦闘能力がいちばん高いのはジョバンニだったと思います。
堂々と舞台の中央に出てきたクリスが「この国の民を守るのは俺の役目だ」 と高らかに宣言した後の、「アルベール」 と呼びかける声が温かくて優しい んですよ。アルベールに守られて育った無邪気な少年と、自分の生い立ちを知って覚醒した王の塩梅が絶妙 で、何回見てもこのクリスが大好きです。クリスがいちばん近くにいて欲しい人の名前を、繊細に紡いでくれた牧田くんに感謝。
「おかえりなさい、我らが王子」 そう言って跪いたアルベール。こ のときアルベール の右目に映ったクリスの姿は、16年間でいちばん美しかったことでしょう。
今のアルベールは、別にクリスに王様になってほしいわけではないと思うんですけど、クリスが――クリス様が生まれた日から、「この子は将来王様になる。そして私はその家臣である」と思って生きていたわけじゃないですか。栄吾の言葉を借りれば「申渡家の血が流れている」 (ドラマCD「申渡栄吾」をぜひ聴いてください) 。楪先輩風に言えば「血はデュエルできない」 。きっと、クリスをもう一度「王子」と呼べたことが嬉しく、まだ終わらない戦の活力になっただろうと思います 。
ティエラの「おうおう、お前ら~」 から始まるところ。4人とも大千穐楽 が特に治安が悪いというか、凄みがあって良かったです。
みんな大好き「Caribbean Groove」
やった~~~~~!!!!!!! team柊のオタクなのでイントロで無条件にテンション上がる。みんなもそうだよね?
「俺はこの国の王。されど海賊」 の言い方がかっこよくて好きです。
冒頭のサビの後、クリス以外の4人が後ろのセットに登るんですが、アルベールが誰よりも早く定位置に着いてじっとしているのが、クリスのいちばんの従者っぽくて好きです。「私が育てました」 って聞こえてくる。
個人的に、今回とっても楽しみにしていたもののひとつが、「Caribbean Groove」2番のサビ、 アルベール 「 叶わない野望があるね」 。1stの大千穐楽 で配信コメントと私が大盛り上がりしたことで有名です(?)。 この部分、最初から1stとは比べ物にならないほど勢いがあったというか、最初の休演日より前に既に仕上がっていました。ここのアルベールほんとうに、ほんっとうにかっこよくて大好き なので、今回は現地でたくさん見られて嬉しかった。個人的にいちばん好きなのは14日マチネです。円盤に残らないかな……。
それを抜きにしても、私は小椋さんのダンスや殺陣がかなり好みだと気づかされました。私、全部の動きが大ぶりというか、長い手足をぶんぶん振り回して踊る人が大好きなんです。だから、大好きなアルベールを小椋さんが演じてくれてほんとうに良かったなと思いました。
14日は現地で見た後に配信を買ったんですけど、「アニメでは片手を広げてただけなのに……」 みたいなコメントがついていて笑ってしまいました。アニメ1期は私もリアルタイムで見ていましたが、確かに、あれにフルで生歌で踊ったり殺陣をしたりする豪華な映像(?)がつくとはね。
(10/20追記)公式から出ている動画はOVA のものでした。これは一応両手……(笑)
VIDEO youtu.be
最後のクリスの台詞 、先代は「勝利は俺たちの手に」だったところが、「勝利はあなたがたの手に」 に変わりました 。初日初回、この些細な違いが牧田くんのクリスにぴったりハマる気がして嬉しかったのをよく覚えています。※オタクはキモくて賢いので、曲と台詞をほとんど頭に入れた状態で初日初回に臨んでいます
繰り返しになりますが、今回のクリスってほんとうに子どもっぽくて、臆病さも素直に見せてくれる。そんな優しい彼なら、国の民がみんなで手に入れた、みんなの勝利だって言ってくれるような気がします。
ジョルジュの墓
ここもピエールの演技がすごかった 。毎回ちょっとずつ違って、毎回もれなくつらそうで、見ているこちらの心が痛みます。
この国の王になってほしいとピエールに頼まれたクリス。それに応える「俺は海賊だ」 という言葉をピエールにどのように伝えるのか、牧田くんはすごく考えたんだろうな と感じました。 最初の頃は淡々と告げていた気がします。9日ソワレあたりでかなり強く言い返すようになったときは驚いたんですけど、クリスもまだ16歳だから、自分に言い聞かせている面もあるのかなと思ったり。13日マチネ以降は優しい口調に変わっていて、牧田くんのクリス、まだ幼さの残る優しい海賊の完成形を見た気がしました。
ピエールに寄り添うアンリ。セリフこそありませんが、アンリがこの国のことを考えている大切な場面でもあります。
この後、ピエールが供えた献花が放置されたまま場面が進むのですが、カーテンコールで号泣必須の演出がありました 。後述します。
「THE BETRAYER」
この曲にこのタイトルついてんのか……。
よく見ると後ろにアンリがいて、ふたりの話を聞いている んですよね。ジョバンニを見送って、何かを決心したような顔で走り出す姿がとても印象的でした 。 このあたり、アンリにも台詞が欲しかったというか、彼の心境の変化をもうちょっと詳しく知りたいなって思ったんだけど、そうすると話がとっ散らかりすぎるのかな~。アンリ視点のスピンオフとかどうですか?
「懐かしの丘」。クリスとアルベール
先に言っておく。長いよ 。
この場面、最初からクリスというか牧田くんが泣きそう なので、オタクも一緒に泣いていました。ついさっきまで勇敢な王の背中を見せていたはずなのに、アルベールの顔を見ると泣き虫な子どもに戻ってしまうクリス。牧田くんのクリスは (先代に比べて) アルベールのことが大好きなんだな……とひしひし感じます 。
そんな泣き虫クリスを目の当たりにしても、いつもどおりやれやれ(「もっとも、君はここから見える~」 の言い方とか)しているアルベール。私はそういう彼が好きなのに、この場面だけはしんどい。
この場面は特に、16歳のクリスと20歳のアルベールという設定に説得力がある なと思って見ていました。 小椋さんの方が背が高いのもあるし、もっとメタ的に、牧田くんと小椋さんが踏んできた板の数の差でもあるかもしれませんが、そこも含めて唯一無二のクリスとアルベール でした。
クリスは基本的にずっとアルベールのことを見ているんですけど、アルベールはそれほど見つめ返してはくれず、すぐに 遠くに 視線を送る んですよね。きっと大好きなこの国を見ているのでしょう。半泣きで思い詰めているクリスに対して、アルベールの表情は春の海のように穏やか。
私は辰己のオタクなのでどうしてもクリスの視点に立ってしまいますが、こんなにあたたかくて素敵な曲なのに、クリスはつらくて仕方なかっただろうね。 そりゃ「一緒に行こう」なんて言えないよ 。
毎回、「これからはそばに」 「いてほしい」 という歌詞の絶妙な切なさに胸を抉られるような気持ちでした。ここでもアルベールは遠くを見ているから、余計に。「これからも 」ではなく「これからは 」と歌ったアルベールは、いったいどんな言葉を続けようとしたんだろう。
ちょっとだけ普段の辰己と栄吾を思い出すと、基本的に、ふたりが手を取るときって栄吾が下から手を差し出す→辰己が上からそれを取る、という順番じゃないですか。今回のカリグルではほとんど逆で、この曲でも先に手を繋ごうとするのはクリス なんですよね。アルベールはそれを受けて、優しく手を重ねてくれる。そのときのクリスの表情がまた切ない……。階段を下りた後、先に片手を離すのもアルベールです。
アルベールの両手を握って「君はこの丘が好き?」 と尋ねるクリス。これさぁ、答えをわかって聞いてると思うんだけど、心のどこかで、丘よりも海を、故郷よりも自分のことを好きだと言ってほしかったんだろうね 。アルベールの返事を聞いているクリスは、失恋したような顔をしている なと思って見ていました。
アルベールがクリスを抱き締めるところは、間違いなく今回の公演の見せ場のひとつだと思います。アルベールにとっては13年分の「愛」と「誇り」が詰まった熱い抱擁 、でも、クリスにとってはアルベールとの別れを覚悟する瞬間 。いわゆるサービスシーンと見せかけて、こんなに近づいているのに、心の距離は地球半周分くらいある。私はほんとうにつらかったよ。 現地で見ていたら「ガッ!!!! ギュッ!!!!」とデカい効果音がつきそうなほど勢いが良かったので、初日初回、びっくりして笑いそうになりました。どう考えても笑う場面ではないです。
ちなみに、小椋さんがご自身のブログで、この場面のアルベールの心情を語っていました。会員登録不要で誰でも読めると思うので、よかったら見てみてください。私が思っていたのとはすこし違ったけど、いろいろと腑に落ちました。それはそれとして、私は私が受け取ったものをそのまま記録に残したいので、好き勝手に書いています。
クリスの元から去っていくアルベール
この場面のクリス、最初の頃は名残惜しそうにアルベールの腕や上着 に触れていたのですが、途中から力なく腕を下ろすようになりました。どちらも切ない。
クリスも牧田くんも泣くな……。オタクも泣いちゃうから……。
ここでクリスは「もう何も奪いはしない」 と言って気丈に笑います。でも、そもそもアルベールは奪われたなんて思っていないはず なんですよね。彼はクリスが笑っているだけでじゅうぶんだろうから。故郷を捨てて左目の視力を失っても、アルベールには「愛」と「誇り」があると、そして、それがクリス自身である と、クリスがいつか気が付くと良いなと思います 。
船出のとき~「under the same sky」
3人が出てきたところの牧田くん、――ここはクリスではなく牧田くんなんですが、涙を流しながらも笑顔でクリスを演じ続ける姿にぐっときました。現地で見た限りでは14日はあまり泣いていなかった気がするので、配信勢に嘘つくなと言われそうですが……。
「また勝手なことを」 でやれやれと現れるアルベール 。子どものわがままを聞いてあげるみたいに優しくて、大好きです。その直前でティエラに「アルベールの代わりはいない」 と言い切ったときのクリスはすこし成長したというか、アルベール離れ(?)するように見えたのに、アルベールに駆け寄るクリスはやっぱり子どもっぽくてかわいい。
この場面、先代はすべて悟って飲み込んだようなクリスとぷりぷり怒って出てくるアルベールで、まったく雰囲気が違うんですよね。小椋さんの アルベールは、泣いているクリスを放っておくなんてできなさそう だなとあらためて思いました。
先述したとおり、今回のカリグルではクリスの成長が顕著に描かれています。覚醒したクリスが「俺はこの国の王、されど海賊!」 と高らかに宣言した姿を見ていたはずなのに、「これからも私が支えないと」 と思って戻ってくるアルベール(小椋さん談) 。きっと、アルベールにとってはクリスはまだまだ泣き虫な子ども なんだと思います。……子守り?
アンリが自分の決意を口にした瞬間、アルベールはすぐにアンリの方に視線を送りますが、クリスはしばらくアルベールを見つめています。いくら今回のクリスが泣き虫クソガキ(かわいい)とはいえ、アンリに対して兄の自覚があるという描写は決して少なくありません。だから、なんでクリスはすぐに反応しないのか考えてもよくわからなくて。自分のことでいっぱいいっぱいなのかな……という結論に落ち着きました。まだ16歳だもんね……。
この場面、クリスだけでなくアルベールとジョバンニも声を震わせていることがおおかったので、相対的にアンリが頼もしく見えたのがすっごく良かったです 。これは新谷くんのおかげ。
この曲すごいよね (3回目) 。
まるで「Caribbean Groove」のために書き下ろされた曲……と見せかけて、アニメ2期のCDのカップ リングですからね。 新しい未来に向かう曲、旅立ちや別れをうたっているので、確かに本編のラストに相応しいなと思います。
この曲までが「Caribbean Groove」本編だと思っているのですが、劇中劇の役ではなく、team柊の面々に戻っていると考える方がしっくりくるかなぁ。というわけで、以降はキャラク ター名で。
最初に辰己がいちばん高いところから降りてきて、栄吾が続きます。降りたら必ずふたりで肩を組んで、お互いを讃えるように笑い合う姿が印象的でした 。そこにみんな集まってきて、ちょっと感動的な雰囲気になるのが1番のAメロ。 私が好きなのはその次。Bメロで離れてそれぞれが自分の位置につくと、全員がぱっと切り替えるように笑顔で踊り始める の。team柊として一緒に舞台に立てる喜びを表してくれているようで、とっても嬉しかったです。
2番のAメロ。栄吾がさっさと上に移動して、辰己に寄り添うところが大好きです。続くBメロに「一緒に悩んだ」 という栄吾の ソロパートがあるんですけれど、必ず辰己の肩を抱いて、辰己のことを見てうたっていた ので毎回ぐっときていました。 メタな話ですが、今回のクリスとアルベールの関係を見ている限り、小椋さんにとって「一緒に悩んだ」相手は牧田くんなんじゃないかなと思っていたので。すべての公演が終わったあと、答え合わせのようにXを更新してくれて嬉しかったです。奇跡じゃないね。
Cメロ、辰己から順番にソロパートで繋いでいくところ。ほぼ毎回、辰己が栄吾の方に顔を向けていました(13日マチネか14日マチネのどっちかはやってなかった) 。振り向くタイミングはばらばらだったので、無意識なんだと思う。栄吾のことだけを見るのは辰己っぽくはないけど、「今回のクリスを演じた人」らしくて良かった。……これ伝わるのかな(笑)
順番が前後しますが、この曲の間奏でサブキャラク ターの3名が出てきます。このときに、ステージの真ん中に放置されていた献花を、ジョルジュが大事そうに抱え上げる 。まさか本人が回収しにくるとは思わなかった……。私、現地では基本的に辰己と栄吾しか見てないんですけど(ごめん)、この瞬間だけはジョルジュ見ちゃったし、神演出すぎて言葉にならなかった……。
一部おわり。
二部
一部との温度差がすごいと噂(?)の二部。私はそもそも原作アニメやドラマCDのteam柊が好きなので、こうして普段の彼らの姿を見せてくれて嬉しかったです。
「あの日」のこと~最初の稽古
これほんとうにびっくりした。初めてのteam柊の稽古を振り返る場面は、ドラマCD「辰己琉唯」とほとんど同じ です。
ドラマCDの内容は、一言で言うと「辰己から柊先輩へのラブレター」 。アニメ3期の2巻の円盤に封入されているので、もしよければお手に取ってみてください。
hstar-mu.com
辰己は柊先輩への想いをつらつらと記した後で、「この手紙は出さずに仕舞ってしまうかもしれません」「いつか自分の言葉で伝えます」と書き、実際にその手紙を出したかどうかはわかりません。なんとなく出していない気がする……。ドラマCDとまったく同じ状況ではないけれど(ドラマCDの辰己は2年生) 、こうやって柊先輩に直接感謝を伝える場を用意してもらえてよかったね、嬉しいね、と思いました。
「スター・オブ・スター!」
やっぱり制服のスタスタがいちばんかわいい。
今回はTVサイズ(1番のBメロから2番のサビに繋がる) だったんですけど、栄吾が辰己をエス コートするところがどこだかわからなくて、最初の2公演は見逃してしまいました。定点しているのに見逃すってどういうこと?って感じなんですけど、ほんとうにどういうことなんだろう……。栄吾が辰己に手を差し出すのはサビ前の卯川のパートで、辰己は栄吾の手を取るときに、唇の動きだけで「ありがとう」と言っています。
舞台の後ろで何かを見ているteam柊
あ~~こういうの、こういうの見たかったわ!
戌峰くんがノートを食べようとしているのかわいい。
階段を降りる辰己から、栄吾がノートを受け取ります。この部分、9日ソワレくらいまでは階段を下り切ってから、栄吾が「辰己」と声をかけていました。いつのまにか「辰己」がマイクに入らなくなってた……。
「キラメキラキラ☆」
先にジエレのレポを失礼します。 ステージ前方にいる辰己のところに戌峰くんと卯川が駆けてくるので、栄吾が大慌てで「辰己!」 と呼んでしゃがむように指示します。言われるがまますっとしゃがむ辰己がかわいい。そして、栄吾が辰己の手を引いて逃げていく。かわいい 。このとき、栄吾は口パクで「危ない危ない危ない!」と言っていて、辰己は胸と口のあたりに手を寄せて楽しそうに笑っています 。この感じがいかにも辰己と栄吾でとってもかわいかったです。かわいいしか言ってないな。
「でっかいうるさい」 のところの戌峰くんとアンサンブルは日替わりでした。戌峰くんがアンサンブルを撃ったり、みんなで柊先輩の真似をしたり。アンサンブルのみなさんも楽しそうで嬉しかったです。
傘の演出すごく良かった。スタミュ ミュといえば傘みたいなところもありますし(そうか?)。
最後のじゃんけんはガチ勝負とのこと。勝敗に拠らず戌峰くんが卯川をおんぶしていました。凸凹コンビかわいすぎる。
柊先輩が戻ってきてからの3人の場面はフリーダム戌峰劇場 でした。
滑り台を滑る回数は台本で決まっておらず、柊先輩が入ってくるまでやる らしい。5日か6日にやたら長い回があって、ふたりとも「疲れた……」 と言っていました。こういうのって何回も見ていると慣れてきちゃうんですけど、だからこそ、大千穐楽 で事故ってたの声出して笑った 。
たぶん11日マチネだったと思うんですが、滑り台の後に、舞台セットの上で眠る戌峰くん 。「戌峰くんは少し落ち着きなさ……」 で振り向いた柊先輩が、「……落ち着いていますね」 と冷静にコメントしていたのめちゃくちゃおもしろかったです。
今回の戌峰くんは、結構な確率で柊先輩のモノマネをしていました。毎回笑いながら見ていたんですけれど、戌峰くんは「周りの人の言動を真似るように自分の中に落とし込んで役を作る」ことができる んです(ドラマCD「スタミュ in 学校案内」を聴いてください) 。こういうなんでもない時間でも、戌峰くんにとってはミュージカルなのかなと思いました。
今回もありがとう、戌峰くんと中本さん。
電話する虎石
アフタートーク のゲストは、基本的に、センブロ通路の端の方に座って二部の途中まで観劇しています。この場面で藤岡さんが必ず彼らに投げキッスをしていて、会場は毎回悲鳴と笑いが起きていました。舞台の上から見ている戌峰くんや柊先輩が「それは男性では……?」「すっごく大きな人にした~」「子猫……?」 などとツッコむのも楽しかったです。
ここも戌峰くんがずっと自由で、「セーフ」 のところで「アウト」のポーズをして卯川に怒られたり、好きなところで拍手をして卯川に怒られたり、「彼女たち全員と」 で会場を見渡す虎石くんの視界に入って「僕も!?」 という顔をして卯川に怒られたり。とにかく目が足りなかった。
虎石「好きだよ」 会場のオタク「キャー!」 様式美。たすかる。
藤岡さん歌もダンスも上手で、1stよりさらに虎石くんっぽくなったのでほんとうにありがたいなと思います。
「例のもの」
うっかり口を滑らせた戌峰くんに、卯川がタックルします 。ここ最初はもうちょっと控えめだったんですけど、日に日に勢いよく飛ぶようになっていった のだいぶおもしろかった。
「例のもの」を持って現れる辰己と栄吾。このケーキが初日はもっと地味だったような気がするようなしないような。
「The Elegance」
最高でした。ありがとうございました。 ふたりなら奇跡じゃなかったね。 12公演全部円盤に入れてください。
何の前触れもなく、「さぁ踊ろうか」 で始まるジエレ 。 ミュミュのジエレだから許されるクソ雑導入 で大好きです。現地はほぼ毎回笑いが起きていたんですけど、私は必死にふたりを見ていたので、オタクが何で笑っているのか気が付くのに結構時間がかかりました。 ちなみに、栄吾の「すこし待っていてください」 という台詞は大千穐楽 だけ です。この栄吾がめちゃくちゃ好きで現地で沸いた。
私はジエレのオタクなので当然この曲が大好き で、新ミュミュでも絶対に見たいと思っていました。だから公演日より前にセトリが公開されたときにめ~~~~~~っちゃアガったし、何より、制服で踊ってくれたの本当に嬉しかった 。先代のジエレも2ndの制服がいちばん好きです。特に今回は、一部でしんどい辰己と栄吾をずっと見ていたので、ふたりが楽しそうで私も嬉しかった。もうそれに尽きますね。
曲が終わったあとの「うふふふふ」 の部分、最初は日替わりかなと思っていましたが、6日マチネで栄吾が辰己のパーカーを直したのをきっかけに、毎回パーカーを直す時間に。1stの「DREAMER」でも、栄吾が辰己のパーカーを直してあげている場面がありました。そのくだりが好きだったので嬉しいです。 ここのふたりの台詞、前方ブロックならどこでも良く聞こえるんですけど、通路より後ろの席ではほとんど聞こえませんでした。
まだパーカーになる前の5日マチネ、栄吾に制服を整えてもらっている辰己が「栄吾、今日は いいね」 と笑ったら栄吾がすかさず「いつもは良くないんですかッ!?」 って返してて、このやりとりめちゃくちゃ辰己と栄吾だった。
パーカーになってからはレポするまでもないくらい同じ内容で、「パーカー上がってきちゃいますね~」「パーカー直しますね~」「パーカー上が……、今日すごい上がってますね!?」 みたいな感じ。14日は「はい、はい、は~い」 くらい雑になってて笑いました。栄吾、辰己のことは丁重に扱いなさい。 辰己は基本的にされるがままで、栄吾の制服の襟や裾を触って「栄吾はいつも完璧だね」 と微笑んでいました。かわいい。でも実は、いつも栄吾の制服のボタンが外れてしまっている(=直す必要がある)んです。結局、栄吾が自分の制服も直していて、あ~こういうところが辰己と栄吾だなって。大千穐楽 で初めて辰己がまともに栄吾の制服を直していたので逆にびっくりしました。ボタンを留めてもらって「さすがです!」 と手を叩いて褒める栄吾と、嬉しそうな辰己がかわいい。
「私が作りました」
驚く3人(4人)を見て「ふふふ」 と笑う辰己。栄吾の「趣味:経験値上げ」って、1年生の中で特に謹厳実直な栄吾の貴重なオモロ要素だと思っているんですけど、周囲がどんなに驚いても動じない辰己が地味にすごい。
13日マチネの栄吾、「私が作りました」 の後に、「見てくださいこの高速まぜまぜ」 って言いながら、腕を泡だて器とボウルに見立ててものすごい勢いで混ぜていた のおもしろかった。このとき、後ろで辰己が栄吾の真似をしてゆっくりまぜまぜしていた のが楽しそうで良かったです。
このくだりは5日ソワレまでは汗を拭う仕草だったのが、6日マチネから泡だて器とボウルのジェスチャー になりました。14日ソワレだけが「リボンも一から作りました」 です。これおもしろすぎた。栄吾はどこへ向かっているんだろう。
ケーキにかぶりつく戌峰くん
このくだり途中で追加されたんだけど、変わる前がなんだったのか思い出せない……。記憶力の限界……。
13日マチネ、かぶりついた状態で戌峰くんが瞳だけをぎょろぎょろと動かしていて笑いました。あの空気でしっぽり台詞を言える柊先輩というか丸山さんがすごい。
柊先輩からteam柊へ、激励の言葉
柊先輩の台詞にあわせて、team柊の面々をあらわすように舞台上にピンスポットライトが差すという演出。6日まで真っ白だったのに、8日からメンバーカラーに変更になっていました。これめちゃくちゃ嬉しかった! 下手から順に● ● ● ● ● で、オタクそれだけで泣いちゃうよ。
私は柊先輩込みでteam柊が大好きなので、優しく紡がれる言葉のすべてが嬉しかったし、team柊のみんなも柊先輩に何かを与えられていたらいいな と思います。
「カメレオン・スター!」
中本さんの戌峰くんで見られてほんとうに良かった。
だってこれ、実質的に戌峰くんのセンター曲ですからね。中本さん自身も「戌峰くんのセンター曲みたいな」 と仰っていて、何度も「戌峰くんのカメレオン・スターっぷりを~」 とお話ししてくださって、とっても嬉しかったです。私は中本さんのことを心から信頼しています。
戌峰くんがめちゃくちゃかっこよくて満足したし、いつにも増して存在感がありました。最初と最後に4人を従えるようにして真ん中でポーズをとる戌峰くん、ほんとうに大好きです。良い意味で高校一年生とは思えない色気のある大人の男に見えて、あらためて、キャラク ターに命が吹き込まれることの真価を感じられた ような気がします。
あと、欲を言えば栄吾に眼鏡をかけさせてほしかった 。次があればぜひお願いします。目が悪い栄吾が大好きなので……。
日替わり「アヤナギ・ショウ・タイム」
親の顔より見たアヤナギ。 1stのときにも言いましたが、この曲ってストーリー上もメタ的にも「スタミュ ミュ」の完成度を決める大事な1曲 だと思っているので、入科オーディションと同じくらい全力で、半年前よりさらに素敵なアヤナギを見せてくれて良かったです。
日替わり「DREAMER」
日替わり3曲の中でいちばん気軽に見たつもりだったんですけど、1stの思い出が沸き上がってきて 自分でも驚きました。1st初日初回のステラボール で、卯川が歌い始めた瞬間の驚きと喜び。一度記憶を消してまた味わいたいな。
この曲、がっつり踊るよりは5人が自由に遊んでいるような感じだったと思うんですけど、5日マチネと14日マチネの2回しか見られなかったのでほとんど記憶がない……。
14日マチネで、栄吾が戌峰くんに移動を促すように片手を差し出したら、戌峰くんが辰己みたいにその手に自分の手を重ねていたのがかわいかったです。その後、卯川が慌てて戌峰くんを引っ張っていきました。
日替わり「MASTERPIECE」
感謝しかない。記憶はない。
セットリストが公開されたとき、ほんとうにびっくりしました。みんな驚いたよね!?
私はこの曲が大好きです。私の推しとその仲間が、間違いなく 頂点だと信じられるから(激重) 。え、だってすごくないですか。曲名が「MASTERPIECE」だよ。team柊は綾薙学園が誇る最高傑作 ってわけ……。
だからこそ、この曲をミュミュで観たいという気持ちはずっとありました 。でも、原作アニメでは3期の最後、2年生のteam柊が綾薙祭で披露した曲だから、そこまでミュミュでやるのかな~先代はやらなかったからやらないかな~やるにしても何年後だろ~、とか考えていて。いや~嬉しいね。
この曲を初披露したのは5日ソワレですが、同日マチネのアフタートーク で、キャストのみなさんが「MASTERPIECE」に気合いを入れて臨んでいる様子が伺えました。きっと、キャストを含めた製作陣も、私たちのような原作のオタクがどれほど「MASTERPIECE」を愛しているか 知っているんだろうなと思います。だからこそ大千穐楽 が「MASTERPIECE」だったんだろうし。
いつかフルで聴かせてください。できれば衣装も作ってください!!!!!
「ファンタスティック★REVUE」
「MASTERPIECE」の次に観ると安心する。
「ハレルヤ~!」 のところの戌峰くんの声と辰己の動きが好きです。
1番Bメロ「流れ星には 願ったりしない」 のところ、9日ソワレと大千穐楽 で、辰己が胸の前で祈るように両手を組んで、栄吾の方に首を傾けていた のめちゃくちゃかわいかった。「願ったりしない」という歌詞なのにふつうに願ってるの辰己っぽいなと思いました。11日マチネでは栄吾も一緒にお願いポーズをして、その後栄吾だけ首を横に振って否定していた のも好き。
この曲、5人ともよく視線を合わせたり肩を軽く叩いたり、仲が良さそうなのが伝わってきて、team柊がこの5人でほんとうに良かったなと思いました。
「Welcome, Thank you」
超高速自己紹介 。少なくとも私が観劇した公演では誰も噛まなかったので、素直にすごいなと思いました(笑)
最初のサビの後で、ひとりずつ、それぞれの名字の干支(動物)にちなんだポーズをとります。 なかなか難しそうな「辰」は、初日初回とそれ以外でポーズが変わりました。最初は虎石くんと似た「がおー」だったんです。YouTube にある公開ゲネプロ 動画に残っているので、もしよかったら見てみてください。
そして、どうしても触れずにはいられない戌峰くん 。この振り付け、最後の戌峰くんというか中本さんは「オチ」という雑な指定 があったらしく、初日初回で「毎回違う動物をやります」 と宣言されていました。フラミンゴのようなわかりやすいものから、ダイオウグソクムシ という変化球まであり、宣言を知らずに「なんか変な犬だな……」と思った人もいるんじゃないかな。毎回ほんとうに楽しかったです。 ちなみに、14日マチネは「陸に打ち上げられた魚」 。それを受けて、曲の途中で、辰己と戌峰くんがふたりで泳ぐ真似をしていました。大千穐楽 は「戌」をやってくれると信じていた ので、実際に見られて嬉しかったです。
この曲で最後の客降りがあります。
下手側の階段から舞台に上がるときに、栄吾は必ず辰己をエス コートしてくれていました。初日初回は花道の途中、5日マチネソワレは舞台に上がりかけたところで栄吾が手を出して、辰己がその手を取っていました。そんなふうに恭しくエス コートして(されて)いたのはこの3公演だけだったような気がします。
6日マチネと9日ソワレ、いつもどおり栄吾が差し出した手を、辰己がぱっと両手で掴んでいた のめちゃくちゃかわいかった。この頃からただ仲良く手を繋いでいる幼馴染 になって、自分の位置に着くまでずっと栄吾が手を引っ張っていたのが微笑ましかったです。繰り返しになるけど一部がなかなかしんどいふたりだったので、辰己と栄吾の姿で楽しそうに笑っていてくれてほんとうに嬉しいです。
大千穐楽 は、センブロの端にいる辰己に栄吾が寄ってきて、その場で手を差し出し、ふたりで手を繋いで花道を駆けて行ったのすごく良かった ……。
あと大千穐楽 は、柊先輩が辰己の頭を撫でてくれたのも嬉しかった 。あまり描かれることはありませんが、辰己は柊先輩のことが大好きで心から尊敬しているので、柊先輩に褒めてもらえて良かったね と思って感極まってしまいました。
カーテンコール(余談)
大千穐楽 で、2ndのお知らせまで終えたいちばん最後、小椋さんが牧田くんの頭をぽんぽんと撫でて、「最後にありがとうございましたって言おうか」 と仕切っていたところ、 めちゃくちゃ栄吾 だった。
覚えている限りのアフタートーク
メモをとってきたわけではないので、発言は全部ニュアンスです。期待しないでください。
4日マチネ 田口さん(那雪)
幻の座長MC回 。team柊キャストがTシャツに着替えていたのもこの回だけでした。 初日だからteam柊キャストも言いたいことがたくさんあったようで、めちゃくちゃだった。
5日マチネ 司波さん(月皇)
MCが小椋さんに代わっていてざわつくオタク 。この時点ではまだ「日替わりかな?」とも思っていました。また、この回から、team柊キャストはカメスタ衣装のままアフタートーク に参加しています。
地毛を真っ青に染めて登場した司波プロ 。「じゃあ次は地毛で……」といじられていました。
5日ソワレ 丸山さん(柊先輩)
他のゲスト同様に下手から登場……かと思いきや、舞台セットの上で「SATISFY 」 している柊せんぱ……いや、丸山さん 。これめちゃくちゃおもしろかった。
最後に捌けるときに、team柊キャストと丸山さんが全員で「SATISFY 」 してくれたの本当に嬉しかったです。team柊がそのまま華桜会 になるところ見たかったな……。
6日マチネ 大隅 さん(楪先輩)
大隅 さんも舞台セットの上から「SATISFY 」 で登場しました。好きすぎる。
大隅 さんが虎石くんの投げキッスを受けそびれた(楽屋で見ていたと仰っていたような気がします) とのことで、舞台上で実演することに。まず、藤岡さんと大隅 さんを残して舞台の端に寄る4人がかわいかった。 虎石くんが大隅 さん(楪先輩ではない)を口説いて投げキッスをする……というだけの内容だったのですが、虎石くんが突然「長い緑色の髪が~」 と言い始めて「そっち!?」となっていたのがおもしろかったです。「普通に客席で投げキッスされるより得したかも」 とのことでした。
捌けるときに、誰かが「昨日と同じように『SATISFY 』する?」と言ったら、牧田くんが「『トレビア~ン』をやりたい」 と。トレビアンな6人でした(?)
11日マチネ 三井さん(星谷)
この回すごく良かった。 三井さんが「新ミュージカル『スタミュ 』の座長」としてこの公演を観劇してくださっていた ことがひしひしと伝わってきました。三井さんのアフタートーク 、新ミュミュを好きなオタク全員に見てほしかった……。 三井さん、今日のために先代のレビュー公演を予習してくださったそうです。自分が出ない舞台のために時間を使ってくれてありがたい限りだし、先代キャストに敬意を払いつつも「自分にとってのteam柊はこの5人」 と言い切ってくれたのがすっごく嬉しかったです 。ずっと三井さんがひとりで喋っていたのではないかと思うくらい溢れんばかりの感想をくださって、「新ミュージカル『スタミュ 』の座長」に頭が下がる思いです。
牧田くんが三井さんに「どうしたら最後うまく〆られるか?」 と質問をしていました。三井さんが来たら絶対に聞きたかったらしい。 少し話が逸れますが、この日のカーテンコールもいつもどおり牧田くんが突っ走っていて、言葉を選ばずに言えばまあひどくて(笑)、全員で「ありがとうございました」と頭を下げた後、team柊キャストだけが舞台に残って牧田くんを突いていました。 最後に牧田くんが上手の端で客席に頭を下げた後、舞台袖から誰か(小椋さんだと思ってるけど藤岡さんかも) が手を伸ばして牧田くんを引っ張ってた のが個人的にかなりおもしろかったです。 そんな牧田くんに三井さんは「堂々としていればいんだよ」 と。ここで他のteam柊キャストは口々に「明日が楽しみだね!」と煽っていて 、座長ほんとうに愛されているな~と思ったし、あらためて、5人の仲が良くて嬉しかったです。私は12日は観劇していないので、実際にどうだったかはわかりませんが……。
13日マチネ 徳田さん(漣先輩)
team柊キャストは電車ごっこ をしながら舞台に出てきました 。前から順番に新谷→藤岡→中本→牧田。みんな楽しそうで良かったです。で、小椋さんが少し遅れて出てくると、牧田くんが戻っていってふたりで電車ごっこ 。
1stのキャストではいちばん背が高い徳田さん。徳田さんは新谷くんと同い年で、team柊キャストでは牧田くんだけが年上です。牧田くんは、自分より年下なのに背が高くて大人っぽく、さらに配役が3年生の漣先輩という徳田さんに、「どうやって接したらよいかわからない」 というようなことを言っていました。そしたら、徳田さんが「こうした方がいい?」 と言って牧田くんに跪きます 。「いやいやいや!」と笑いながら徳田さんを立たせようとするteam柊キャスト。そのとき小椋さんが「それ俺の役目!」 と笑っていた のが個人的にはとても良かったです。
最後に捌けるときに、徳田さんが長い脚を思い切り振り上げてくれて、現地はめちゃくちゃ沸いてました 。私も声出た。
徳田さんとはまったく関係がないのですが、「おでんくん 」の話が出たのもこの回 でした。牧田くんの「長髪と短髪どっちが好き?」というポストに、ジャン負けでおでんくん の画像をリプライする team柊キャスト。牧田くんのXに、「team柊キャストをおでんくん のキャラク ターに当てはめたDM」が何件か届いたらしいです。オタクも爆笑してたけど、新谷くんが笑いすぎて舞台の上でうずくまってた のおもしろすぎた。
14日マチネ 吉原さん(鳳先輩)
5人で手を繋いで登場するteam柊キャスト。上手から順に、新谷→藤岡→中本→牧田→小椋の順番です。君たち本当に仲が良いんだね……。小椋さんが台本を見ながら進行しようとすると、他の4人が繋いだ手を一度上げてから深々と頭を下げます 。さながら「ありがとうございました~」というお辞儀に、小椋さんが「終わっちゃうからやめて! 俺を困らせるな!」 とデカい声でツッコんでいたのがおもしろかったし、しっかり者の最年少でかわいかったです。そのときの4人の楽しそうな顔よ……。
吉原さんが「(アルベールが)いい役だったね。主人公かと思った」 と仰っていました。私もそう思う。 そのとき牧田くんと中本さんが「あれ?」 となっていてかわいかったのと、牧田くんが「全員主人公です」 と言ってくれて。牧田くん、ずっと「全員が座長の気持ちで」 と言っていたもんね……。
最後に大千穐楽 への意気込みを聞かせてくれました。新谷くんが 「最後だからといって感情を入れすぎず(余計なことを考えず、というニュアンス) 、アンリと卯川をきちんと届ける」 と言っていたのほんとうに良かった 。一応言っておくと、たまたま挨拶の順番が新谷くんからだっただけで、5人とも同じことを思ってくれていたんだと思います 。実際に、間違いなく大千穐楽 がいちばん良かったので嬉しかったな。
……というわけで、team柊単独公演「Caribbean Groove」、ほんとうにありがとうございました 。大好きな辰己と栄吾とteam柊のことをたくさん考えて、いっぱい泣いたり笑ったりした、しあわせな10日間でした。終わってしまったのは寂しいけれど、すぐに2ndで会えるからね。寂しい気持ちは宝箱に閉じ込めて、水道橋のカリブ海 に沈めておきます。次は綾薙学園で会いましょう。それでは。
おわり